136話 ページ47
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むかしむかし、森の奥に不老不死の魔女がいました。その女性は人間だった頃に旦那に浮気されてから、人を信用出来ずに森の奥に住み着いて永遠と魔法を研究していたのです。
そんな時、森の奥に一人の男がやって来ました。魔女はこちらに来る前に殺してしまおうとしたのですが、ボロボロな彼を放っておくことが出来ずに家に入れて治療をしたのです。
彼は目覚めると魔女を見て「こんなに綺麗な人が住んでいたなんて……僕は幸せ者だな。ありがとう、貴方は命の恩人だ。」と言いました。
ただでさえ人の免疫がないのに、イケメンな男に笑顔で綺麗やらありがとうやら命の恩人だと言われた魔女は、一目惚れのように彼のことを好きになってしまったそうです。
「怪我が治るまでここに居て下さい」そう言って2人の生活は始まりましたが、それはとても幸せな時間でした。魔女の魔法を見て男性は凄いと言う、彼の木こりをする姿を見てかっこいいと言う。まるで恋人のような生活だったのが、魔女のふとした一言で全てが変わってしまうのです。
「この魔法を完成させるための材料が足りない」彼女が独り言のように零した言葉を聞いて、男はいつもの様に「そんな、君の素敵な魔法が見れないのは大変だ。僕が採ってくるよ」そう言って家を出ていきました。
ですが、帰ってくる時間が明らかに遅い。彼に何かあったのかもしれない、気が気じゃない魔女は魔法を使って男を探しました。
魔法を知り尽くしている彼女は彼のことをすぐ見つけることが出来ましたが、それは見たくも無い光景でした。
そこには村娘と共に歩いている男の姿があったのです。見間違いかもしれない、魔女は何度も呪文を確認し、目を擦って見ますが何一つ変わりません。
彼はその女の子と手を繋ぎ、仲良しそうにキスをして名残惜しそうにその子が住んでいると思われる村まで送るとこちらに帰ってこようとしていました。
「信じられない、私はあなたを信用していたのにまた裏切るっていうのね」「違う、でも見間違いかもしれない。本人に聞くまで早とちりしたら駄目よ」「……そうだ、シチューを温め直して彼の帰りを待ちましょう」
しばらくして男は機嫌良さそうに帰ってきました。魔女は準備をしていたシチューを出して、心を落ち着かせながら微笑んで彼に聞きました。
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小手鞠(プロフ) - wrwrメンバー尊すぎて一気読みしました、めちゃくちゃ面白いです……！無理のないペースで更新していただけたら幸いです。応援しています！ (2021年6月9日 22時) (
レス) id: 99c881a30b (このIDを非表示/違反報告)
案山子の色@Adomi-k - 最近来れてなかったですけど相変わらず神過ぎですね好きです((((snさん…そんなこと思ってたんですか()ヤバイ尊い(場違い)あー今後の展開気になrグフッ(吐血) (2021年6月1日 6時) (レス) id: cd28fe05cb (このIDを非表示/違反報告)
egao(えがお)(プロフ) - 久しぶりの更新！待ってsnさん、そんなこと思ってたのね。ほんとに無理 好き。 (2021年5月23日 21時) (レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
紅茶 - 面白くて一気読みしました!!!めっっっっっっっっちゃ続きが気になる(≧◇≦)投稿楽しみに待っています!!!!!頑張ってください。 (2021年4月28日 16時) (レス) id: d339aa15a0 (このIDを非表示/違反報告)
egao(えがお)(プロフ) - えtえt展開ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!記憶ないは記憶ないでえtえtさが出てて好き(変態)でもなぁ、早く記憶戻って欲しい気持ちもある。これからが楽しみ！まる姉これからも頑張ってください！ (2021年4月19日 7時) (レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
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