87話 ページ45
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rb「A、今時間ある？」
『はい。大丈夫です』
rb「良かった、こっち来てな」
今日はロボロさんの元で補佐をしている。そのため、彼の書類を手伝っていると突然監視室から顔を覗かせてそのまま腕を引かれた。
連れていかれたのは仮眠室と書かれた部屋であり、ドアを開けると簡易的なベッドと机があるだけ。何事だろうと思いながら着いていくと、私はベッドに座らされる。
『どうされたんですか？』
rb「あ、あんな……俺、最近Aと話せてなかったやん？」
『そうですね、お互い時間が合わなかったのもあって約1週間ぶりでしょうか』
rb「………寂しかった…、」
『私もです』
rb「っ、なんでAは平気そうなん！？他の男も居るから？そうやって俺の元から消えていくん？」
『違いますよ。少し落ち着いて下さi』
rb「落ち着けるわけない！！
＿＿分からんやろ…俺が、監視カメラから好きな女性が他の男とキスしている姿を見て、心が苦しくなる気持ちなんか、」
『……』
rb「俺は、Aが初恋やから分からんねん……他の奴らみたいに、余裕なんかないんよ…」
目の前にいるロボロさんの大きな瞳からは、ボロボロと涙が零れていた。ごめん、と呟きながら下を向く彼の頬に手を置いて、瞳に溜まった涙をハンカチで拭う。
ロボロさんは驚くようにこちらを見つめてきたので壊れ物を扱うように優しく抱きしめた。
『この世には、沢山の女性がいます。ロボロさんが出会っていないだけで、私より魅力的な人がいるんです』
rb「なんで……そんな、突き放すような言い方するん？俺の事嫌いになった…？」
『ううん、逆。大好きだよ』
rb「…ほんまに？もう1回言って、」
『ロボロさん、大好き』
rb「…ん。俺も、愛してる……世界で1番愛してるで。だから、今日だけは俺以外の奴とキスせんといて…」
光のない瞳がいつも通りに戻って内心ほっとする。そして、彼の中には私しかいないんだというのが分かって不謹慎かもしれないが、嬉しすぎて胸が苦しくなった。
ほんっとに、愛おしいなぁ…。可愛い、なんて健気なの、もっとヤキモチ妬かせたくなっちゃうじゃん。
『分かった。その分、ロボロさんがしてくれるんでしょ？』
rb「当たり前やん。ね、しよ？」
その言葉を最後に、立場を逆転してロボロさんをベッドへ押し倒す。下にいる彼の恍惚とした表情は、私を煽るのに十分すぎた。
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egao(えがお)(プロフ) - おっとぉ？遂にですね！吸血鬼反対派への吸血鬼バレ！待ってました！！お？白い服に黒の蝶ネクタイ…次回はあの人登場なんですね( ＾ω＾)あと、夢主ちゃんに記憶喪失フラグ？？次回は今回とは違うドキドキだらけになる予感…？ (2021年2月28日 3時) (
レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - はやく、osドロドロにしてほしいぃぃ…僕は永遠に待ってますからね！！ (2021年2月26日 20時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
egao(えがお)(プロフ) - こねまるさん» ( ^o^)＜おっ楽しみにしてまーす(ﾆﾁｬｱ)。いやぁ、定期テスト終わりのこねまるさんの小説更新とか今日最高ですね！うん！今日もえtえtシーンが性癖にどストライク☆いつも更新お疲れ様です！ (2021年2月26日 16時) (レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - ルアさん» コメントありがとうございます!!!(クソデカボイス)こんな拙い作品を楽しみにしてくれるなんて嬉しい限りです(TT) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - かみぶくろさん» コメントありがとうございます!!今日たくさん更新しますのでお楽しみに(^-^) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2020年12月2日 9時
