83話 ページ41
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あの後、書類を届けに来たコネシマさんにより私たちは引き剥がされてしまった。中途半端に終わってしまい不満はあるものの、彼の威圧に勝てないので渋々と書類を届けるために幹部の方々の部屋が並ぶ棟へ足を運んだ。
ut「あれ、Aちゃんや！こんな所でどうしたん？」
『鬱さん丁度いい所に。ひとらんさんの部屋をノックしても居ないんです。他の場所に心当たりはありますか？』
ut「げどちゃんなら裏庭の方に居るんちゃう？今の時間帯なら動物に餌あげてるわ」
『あー…分かりました。ありがとうございます』
ut「なんや、あんまり乗り気じゃないなぁ。嫌なことでもあったん？」
言えるわけない。先程までトントンさんとイチャついているところを邪魔されて燃焼不足なだけですなんて。
少しだけ引き攣る口角を上げながら上手く誤魔化していると、鬱さんはニヤッとして私の首元に顔を埋めた。手に持っていた書類は落としてしまい、引き剥がそうとしても力が強く離れてくれない。
待って、ここ一応廊下だから！どこで見られるかわかんない状態なのにこの男…！
すると、舐められた感覚がしたあと、チクッとした痛みがして掴んでいた袖の力が緩んでしまう。鬱さんはスイッチが入ったのかそのまま鎖骨あたりまで舌を滑らせて服には手を侵入させてきた。
『ちょ…鬱さ…ん。ここでするのはいかがなものかと思うんですが、』
ut「んー？そんな物欲しそうな顔してるのに、襲わない理由ないんやけど」
『…次の吸血覚えといて下さいね。』
ut「ふはっ可愛ええなぁ。キスしていい？」
『やです！ロボロさん見てるかもですよ』
ut「ええやん、あのDT男に見せつけてやればいいんやで。な？」
そう言って流れるように口付けをしてくる鬱さんは流石だなと思うほど慣れている。リード権握られてるのが悔しくて口を離した瞬間彼の唇を舐めて、そのまま口内に舌を侵入させると目を見開いてみるみる顔を赤くさせていく。
ut「んっ……んーー…！は…ぁ……んむっ」
『＿＿ぷはっ。悪ふざけし過ぎたお仕置ですよ』
ut「もー…せっかく今日は勝てたと思ったんに…！」
鬱さんは腰が抜けたのかペタンと座り込んで、涙目でこちらを睨んでいる。いや、全く怖くないというかむしろ誘ってるのかなと勘違いしてしまう。
本当はそのまま彼を部屋に連れ込みたいが、ひとらんさんの元へ行くために落とした書類を拾って裏庭へと向かった。
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egao(えがお)(プロフ) - おっとぉ？遂にですね！吸血鬼反対派への吸血鬼バレ！待ってました！！お？白い服に黒の蝶ネクタイ…次回はあの人登場なんですね( ＾ω＾)あと、夢主ちゃんに記憶喪失フラグ？？次回は今回とは違うドキドキだらけになる予感…？ (2021年2月28日 3時) (
レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - はやく、osドロドロにしてほしいぃぃ…僕は永遠に待ってますからね！！ (2021年2月26日 20時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
egao(えがお)(プロフ) - こねまるさん» ( ^o^)＜おっ楽しみにしてまーす(ﾆﾁｬｱ)。いやぁ、定期テスト終わりのこねまるさんの小説更新とか今日最高ですね！うん！今日もえtえtシーンが性癖にどストライク☆いつも更新お疲れ様です！ (2021年2月26日 16時) (レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - ルアさん» コメントありがとうございます!!!(クソデカボイス)こんな拙い作品を楽しみにしてくれるなんて嬉しい限りです(TT) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - かみぶくろさん» コメントありがとうございます!!今日たくさん更新しますのでお楽しみに(^-^) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2020年12月2日 9時
