82話 ページ40
.
それからというもの、
sha「A！おはようさん。ほら、朝やで」
sha「あの男…Aのこと狙ってたで。
………は？俺が妬いてる？なわけないわあほ。……いや、ごめん嘘やって！妬いた！めっちゃ妬いたからぁ…！」
すっごいのほんとに。あの、毛嫌ってた時期はありましたかと聞きたいくらい態度が一変してツンデレシャオロンさんになってしまった。
そんな彼に、他の方が黙っている訳もなく…
tn「シャオロンさーん？お前、今日の分の書類やらんとAと話させへんからな」
sha「はぁ！？そんなの昨日までなかったやん！！」
『でも、書類終わらせたらずーっと私と話せるんですよ？そっちの方がいいなぁ…なんt』
sha「よっしゃ。こんなんすぐ終わらせるわ」
シャオロンさんはそう言うとスキップを踏みながら書記長室から出ていってしまった。ちょろすぎないか…？私以外の変な女に引っかかってないか今度確かめとこ…。
そう思いつつ私もあと残り少ない書類に取り掛かろうとすれば、ふわっと後ろから腕を回されてそのまま珈琲の匂いに包まれた。
『……トントンさん、また夜更かししたでしょ。珈琲で誤魔化したらダメってあんだけ言ったのに…』
tn「＿…そんなん知らん。シャオロンとばっかイチャついてるAが悪い、」
『もぉ…拗ねてるのも可愛いんだけど、私は正面から顔が見たいなぁ。ね、だめ？』
tn「はぁ…。ほんっま腹立つ。来て欲しい時に来てくれんくせに……だから、次なにかお願いされた時は絶対聞かへんって思ってたのに！…ずるい人やわ」
そう言ってこちらに視線を合わせるトントンさんの瞳は、いつもより暗い赤色になっている気がした。ゆっくりと眼鏡を外して、頬にキスを落とすとムッとした様子で彼から口元にキスをしてくれる。
すると、そのまま舌を絡ませてくるので驚いて目を開けてしまった。至近距離には頬を真っ赤にさせたトントンさんの顔があり、端正すぎる顔立ちに少しだけ照れてしまう。
『＿＿はぁ、トントンさんからDキス来てくれるの初めてじゃない？』
tn「好きすぎて、？」
『……何それ、どストライクすぎたんだけど…』
tn「なぁ、もっとしよ？どーせあいつらが来んの午後からやし、まだまだ時間あるから…」
何度もしてる行為なのに、慣れないのかいつも顔を赤くさせて。キスをすれば毎度毎度全く飽きない甘さがあって。
いつか彼に依存しちゃいそうだなぁ、なんて。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1054人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
egao(えがお)(プロフ) - おっとぉ？遂にですね！吸血鬼反対派への吸血鬼バレ！待ってました！！お？白い服に黒の蝶ネクタイ…次回はあの人登場なんですね( ＾ω＾)あと、夢主ちゃんに記憶喪失フラグ？？次回は今回とは違うドキドキだらけになる予感…？ (2021年2月28日 3時) (
レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - はやく、osドロドロにしてほしいぃぃ…僕は永遠に待ってますからね！！ (2021年2月26日 20時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
egao(えがお)(プロフ) - こねまるさん» ( ^o^)＜おっ楽しみにしてまーす(ﾆﾁｬｱ)。いやぁ、定期テスト終わりのこねまるさんの小説更新とか今日最高ですね！うん！今日もえtえtシーンが性癖にどストライク☆いつも更新お疲れ様です！ (2021年2月26日 16時) (レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - ルアさん» コメントありがとうございます!!!(クソデカボイス)こんな拙い作品を楽しみにしてくれるなんて嬉しい限りです(TT) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - かみぶくろさん» コメントありがとうございます!!今日たくさん更新しますのでお楽しみに(^-^) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こねまる | 作成日時：2020年12月2日 9時
