78話 ページ36
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肩を組まれて事情聴取をされているシャオロンさんは、その話をありえないという表情で否定していた。
sha「いや、こいつだけはほんまにない」
「あーいつぞやの照れ隠しですわこれ」
「シャオロン様、人気投票最下位なのに幹部の中で1番美女な彼女を作って威張れないからって本人の目の前でそれを言うのは……」
sha「おい、今人気投票は関係なかったやろ！？」
仲良さそうなやり取りを苦笑いで聞いていると、机の上には頼んでいたエビフライが置かれた。初めて見たけど衣がきれいなきつね色で美味しそうである。
冷めるとあれなのでお先にいただいていると、こちらに気づいたお兄さん方がニヤッとした後シャオロンさんに話しかけた。
「シャオロン様、彼女さんにあーんしてもらったらどうですか？」
sha「は？何言ってんねんお前ら」
「彼女さん！彼に一口だけでいいんでお願いしてもいいっすか？この人言わないだけでして欲しいって思ってるんで」
『私は全然いいですけど…大丈夫ですか？』
sha「っはぁぁあ…！一回だけやぞ、」
頭をガシガシとかいて、大きなため息を着くと蜂蜜色の瞳がこちらを見つめてきた。気づけば彼は身を乗り出していて、長いまつげが伏せられてる。
フォークに刺したエビフライをゆっくりと口元へ持っていき、お決まりのセリフを言わなければならない。いや、どうって事ないだろこのくらい！なんで普通に照れてんの私。
『あ、あーん…』
sha「…ん。うま、エビフライ頼んだんや。見る目あるな。ありがとさん」
『いえいえ。』
お互いなんとも言えない雰囲気になり、周りを見渡せばその場にいた人たちがみんなこちらを静かに見ていた。そして、あっという間に冷やかしのアンコールが始まりその場は大盛況。私たちは頭を抱えるしか無かった。
「ヒューーー！ラブラブぅー！」
「2人だけの世界が出来てましたよ！ぜひ結婚式呼んでください！！」
sha「まず付き合ってへんからな！？調子乗ってんちゃうぞ！！」
顔を真っ赤にして真ん中で怒鳴っているシャオロンさんを無視して食べていると、店員さんと思われるきれいなお姉さんがオレンジジュースを出してくれた。
頼んでいなかったので断ったが「私の奢りよ」とウインクされてしまえば何も言えなくなり、ペコペコしながらそれに口をつける。
ちなみにシャオロンさんは頼んだハンバーガーを食べながらあちらに行っている様だ。助けて？？
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egao(えがお)(プロフ) - おっとぉ？遂にですね！吸血鬼反対派への吸血鬼バレ！待ってました！！お？白い服に黒の蝶ネクタイ…次回はあの人登場なんですね( ＾ω＾)あと、夢主ちゃんに記憶喪失フラグ？？次回は今回とは違うドキドキだらけになる予感…？ (2021年2月28日 3時) (
レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - はやく、osドロドロにしてほしいぃぃ…僕は永遠に待ってますからね！！ (2021年2月26日 20時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
egao(えがお)(プロフ) - こねまるさん» ( ^o^)＜おっ楽しみにしてまーす(ﾆﾁｬｱ)。いやぁ、定期テスト終わりのこねまるさんの小説更新とか今日最高ですね！うん！今日もえtえtシーンが性癖にどストライク☆いつも更新お疲れ様です！ (2021年2月26日 16時) (レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - ルアさん» コメントありがとうございます!!!(クソデカボイス)こんな拙い作品を楽しみにしてくれるなんて嬉しい限りです(TT) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - かみぶくろさん» コメントありがとうございます!!今日たくさん更新しますのでお楽しみに(^-^) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2020年12月2日 9時
