62話 ページ17
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ut「もぉ……普通こういうのって男がリードするもんやろ？恥ずかしいやん、」
『へぇ……なら、これに耐えれたらリード権をあなたにあげますよ』
そう言って鬱さんの鎖骨辺りで吸血を始めると、ビクッとさせた後耐えきれていない吐息が聞こえてきた。負ける訳にもいかないので遠慮なくジュル…ジュル……と血を飲んでいると身体中がビクビクしている。
ut「んっ……はｯ…ぁ、んんっ、」
『……ぷは、大丈夫ですか？顔真っ赤ですけど…』
ut「大丈夫、じゃない……なにこれ、ゾクゾクが止まらへん…！」
『それが正常なんです。可愛いなぁ』
手で顔を隠そうとしていたので、彼の腕を掴んで上にあげた。すると、生理的なのか透明な涙がボロボロと出てきて子供のように泣きじゃくり始めた。
ut「やだ、やだ……！うっ、ﾋｯｸ……Aちゃんに、ハマりたくない……あぅっ…ん、」
『やだなぁ。なんでそんな寂しいことを言うんですか』
ut「だって、Aちゃん……色んな人にこーいうことするんやろ…？俺、独占欲強いから、ヤキモチで死にそうになるんやもん……っ」
涙目でそんな可愛い事を言われて、とてつもなくきゅんが溢れている。こんな雰囲気なのについにやけてしまう私は悪くないと思う。
鬱さんはそんな私の様子に気づいたのか、少し怒った様子で私の首元に薄いキスマークをつけた。なので、安心させるために目元に軽いキスを落とし深くて甘い口付けをした。まだチョコレートの味が残ってる。
ut「ん…ぅ……んん……ぷはぁｯ、…な、なんで……こんな面倒臭い男やめた方がええって！手放すなら今のうt」
『煩いなぁ、ここまでしといて手放すわけないじゃん。てか、寂しさとか感じないくらいに愛してあげるから安心してくださいよ？』
ut「……へ？」
『まだ身体、透けてるんで治るまで血貰いますよ。面倒臭い？私もなんでおあいこですね』
そのまま先程の所に歯を立てて吸血を始めると、彼がいつも静粛される時とはまた違う喘ぎ声が聞こえてきた。夢中で手を握って、キスを求めてくる姿は柄にもなく愛おしい。
ut「あ……ぁん、Aちゃ……大好き、愛してるｯ…」
『私も…だーいすき』
耳元でそう呟くと、限界が来たのか意識が途切れてこちらに倒れ込んできた。あ、これ貧血だ。まだまだ足りないけどしょうがない…初めてなのにがっつきすぎたね。うん。
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egao(えがお)(プロフ) - おっとぉ？遂にですね！吸血鬼反対派への吸血鬼バレ！待ってました！！お？白い服に黒の蝶ネクタイ…次回はあの人登場なんですね( ＾ω＾)あと、夢主ちゃんに記憶喪失フラグ？？次回は今回とは違うドキドキだらけになる予感…？ (2021年2月28日 3時) (
レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - はやく、osドロドロにしてほしいぃぃ…僕は永遠に待ってますからね！！ (2021年2月26日 20時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
egao(えがお)(プロフ) - こねまるさん» ( ^o^)＜おっ楽しみにしてまーす(ﾆﾁｬｱ)。いやぁ、定期テスト終わりのこねまるさんの小説更新とか今日最高ですね！うん！今日もえtえtシーンが性癖にどストライク☆いつも更新お疲れ様です！ (2021年2月26日 16時) (レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - ルアさん» コメントありがとうございます!!!(クソデカボイス)こんな拙い作品を楽しみにしてくれるなんて嬉しい限りです(TT) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - かみぶくろさん» コメントありがとうございます!!今日たくさん更新しますのでお楽しみに(^-^) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2020年12月2日 9時
