58話 〃 ページ13
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こういう時ってまず、なにすればいいんやっけ。
とりあえず、ロボロに頼んでAちゃんのインカムの場所聞けば間に合うんちゃうか？そう思い耳についてるインカムに電源を入れようとした時、ポケットに入っている物のことを思い出した。
そうや！俺Aちゃんのインカム預かったまんまやったわ…何してんねん俺！目の前にいる女は気持ち悪いくらいに口角を上げていつの間にか果物ナイフを手に持っていた。
ka「助けたいですか？彼女のこと、」
ut「当たり前や。関係ない人巻き込むのは違うやろ」
ka「あはっ！キレてる鬱様もカッコイイ…！愛する人のお願いならいくらでも聞きますよ？その変わりこれからずーっと、ここで過ごしてくれると言うなら…ね？」
ut「＿＿もし、断ったら？」
ka「そうですねぇ…このナイフで私と心中しましょっ」
ut「…はぁぁ……ほんっまきしょいわこの女、」
仕事上必要だった人とはいえ、こんなメンヘラ女だと思わへんかったわ。あー無理、イライラするし何も考えたくない。煙草吸って、のんびり過ごしてた日々が幸せだったんだと今更実感する。
そんな時、ふとひとつの考えが頭に浮かんだ。Aちゃんを見捨てて、この女をポケットに入ってる拳銃で殺してから逃げるっていう作戦。あの子、見た目以上にやり手やからなぁ。シャオちゃんも言ってたし……
俺も、好きちゃうし……見捨てようかなぁ……
ka「考えはまとまりました？」
ut「おん。決まったわ」
ka「では、どうぞ」
ut「そうやなぁ…カーナちゃんとこの先ずっと一緒に居るからさ、Aちゃんのこと助けたってや」
あーほんっま……クソみたいな選択。なんで本人がいないところでカッコつけてんねん……最悪すぎ。
彼女は嬉しかったのか、ナイフを地面に落として俺の方に走って飛び込んできた。1週間くらい我慢すれば仲間が助けに来てくれる。それまでの辛抱や。
ut「……なんか、俺らしくないなぁ…」(ﾎﾞｿｯ)
『そうですね。最後に優位に立つのは男じゃなかったんですか？』
ut「…………は？」
ka「っ！？な、なんで貴方がここに！！」
気づいたら後ろにはAちゃんが飄々とした様子で突っ立っていた。いや何呑気に手振ってんねんはよ助けろ。ニヤニヤしてるし絶対確信犯やん！
『さーて、ここからは私からのプレゼントをしていこうかなと思いまーす。』
プ レ ゼ ン ト ？
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egao(えがお)(プロフ) - おっとぉ？遂にですね！吸血鬼反対派への吸血鬼バレ！待ってました！！お？白い服に黒の蝶ネクタイ…次回はあの人登場なんですね( ＾ω＾)あと、夢主ちゃんに記憶喪失フラグ？？次回は今回とは違うドキドキだらけになる予感…？ (2021年2月28日 3時) (
レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
かみぶくろ - はやく、osドロドロにしてほしいぃぃ…僕は永遠に待ってますからね！！ (2021年2月26日 20時) (レス) id: 50a29b0d71 (このIDを非表示/違反報告)
egao(えがお)(プロフ) - こねまるさん» ( ^o^)＜おっ楽しみにしてまーす(ﾆﾁｬｱ)。いやぁ、定期テスト終わりのこねまるさんの小説更新とか今日最高ですね！うん！今日もえtえtシーンが性癖にどストライク☆いつも更新お疲れ様です！ (2021年2月26日 16時) (レス) id: 3e3460a7ff (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - ルアさん» コメントありがとうございます!!!(クソデカボイス)こんな拙い作品を楽しみにしてくれるなんて嬉しい限りです(TT) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
こねまる(プロフ) - かみぶくろさん» コメントありがとうございます!!今日たくさん更新しますのでお楽しみに(^-^) (2021年2月26日 16時) (レス) id: 02de4baf3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2020年12月2日 9時
