35話 ページ37
.
tn「……そんな悲しい顔せんといて。俺は帰ってきてくれただけで嬉しいから大丈夫やで」
『……なんでそんなに優しいんですか、』
tn「そんなの決まってるやん。Aのこと信用しとるもん。絶対帰ってきてくれるって」
トントンさんはそう言うと優しく私の頭をポンポンと撫でてくれた。大きくてゴツゴツしてて、すごく安心できる。自然とその手を掴んで両手でぎゅっと握ると、顔を赤くして狼狽えてしまった。さっきまで順調だったのに戻るの早かったな、うん。
『約束します。これから先どんな事があっても、必ずトントンさんの元に帰ってくるって。』
tn「ほんまに？」
『ほんまに、です』
tn「＿＿んー…なら、俺に敬語抜きで話してくれたらさっきのこと水に流すわ」
『え』
tn「お願い！他の人より先に言われたいんよ…」
『………わ、分かった。たまに戻るかもしれないけど許してね、？』
トントンさんのしゅんとした顔に負けてしまい、私のアイデンティティの一つである敬語を外すことになった。違和感しかないんだが？……でも、彼が嬉しそうならいいやと思ってしまう私は案外チョロいかもしれない。
tn「はぁ……めっちゃ好き、大好きやで。昔も今もこれからも、A以上の人なんか居らへん」
『何それ……そんなこと言われたら喉が渇いてくるじゃん』
tn「ん、飲む？」
『いいの？』
tn「おん。むしろ……吸って欲しいくらいやから、」
途中で何かを言いかけていたが、そんなの聞くまでもなく彼の元に行き壁ドンをする形で首元に歯を立てた。首元……マーキング、の手前だから大丈夫だようんうん(自己解決)前飲んだ時よりも血が甘くなっていて、まるで食べてくださいと誘われているかのようだ。
そのうちトントンさんは立てなくなってしまったのか、足をがくんとさせて座り込んでしまった。一瞬止めようかと思ったが、あちらから上目遣いでキスをされてしまえば続けるしかない。そのまま舌を深く絡ませた。
tn「んっ……ぷはｯ……は、ぁ…A、A…」
『なーに？』
tn「もっと、もっとして……、足りへんから、」
『……もうっ、それはズルすぎるって』
tn「っ！？……なっ、それ以上、深くなるとか、聞いてへんって……ひｯ……＿＿＿」
･
･
−−− −−− −−−
やばい。テスト勉強してきます汗
通知溜まってたら嬉しいなとか言っとく()
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1365人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
樹乃(プロフ) - あっ、えちぃ奴ですね！(察)御馳走様です！！！！！ (9月23日 14時) (
レス) @page14 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - ﾊｧｯ(昇天)待って好きえっつなの大好物！（） (2023年1月6日 3時) (レス) @page30 id: 73572317b8 (このIDを非表示/違反報告)
荒脅レオン(プロフ) - コメ失礼します…脳内再生させてみたら尊過ぎて天国行きかけてしまいました…。天国をありがとうございます！失礼しました！！！！ (2022年12月16日 17時) (レス) @page45 id: 8c9c47586b (このIDを非表示/違反報告)
かめ - 初コメすみません……snさんの照れ顔想像したら、スマホ投げそうになりました() 尊いです……失礼しました…… (2022年5月28日 0時) (レス) @page8 id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
玉こんにゃく(プロフ) - あぁぁぁ〜っ！エミさんドMキャラなのくっそ好きです…美味しい…応援してます、頑張って！ (2021年9月1日 3時) (レス) id: 6917921727 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：こねまる | 作成日時：2020年11月21日 14時
