45話 em side ページ47
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私は昔から周りとずれていた気がする。
男の子なのに外で遊ぶより影で本を読んでいる方が好きだった。ゾムさん達に誘われないと遊びに行くことは無かったし。
そして、12歳の時に分かったことが、自分は異性に痛いことをされると快感を感じてしまう性癖があるらしい。ある女の子に足を踏まれた時、とても身体が暑くなったのだ。
でも、そんなこと他の人に言えるはずがない。引かれて離れられるのがオチ。それなら我慢して、自分の中に収めておこうと思っていたのに＿＿
『…っはぁ、まだまだって顔してる…』
em「はｯ……ちが、んぅｯ……ふ…ぁ、」
『あは、もーっといじめてあげますからね』
頭の細胞が全て蕩けそうなくらい甘い声が耳元で聞こえてきて、身体中の力が抜けていきその場にへたりこんでしまった。だが、彼女は私を無理やり立たせると首の後ろの方をペロッと舐めると同時に歯を立てられた。
痛いような、気持ちいいような。血が抜かれていくのが分かるのに足が震えて目からは涙が零れてきた。お酒を飲んだ時とはまた違う、感じたことの無いふわふわした感覚に溺れそうになる。
『…ぷはっ、エーミールさんって変態ですね……こんな腰浮かせて、恥ずかしいと思わないんですか？』
em「っぁ、ごめ…なさ、い…っ」
『ほら、いい子になるためにどうして欲しいか自分の口からしっかりと言ってください』
em「わ、たし……はっ、…Aさｯんに……や、やら…ｯ話してるのに、吸わんといて、やぁ、ぁ…っ」
『ん、ほら…早く言わないと辞めちゃいますよ？』
少し噛まれていた首元から口元が離れただけなのに、ひどく寂しくて苦しくなって、後ろから回されていた指を絡めてキュッと握れば温もりを感じれた。
はやく、早く彼女が欲しい。これ以上の快感が欲しい。熱を感じる顔をAさんの方に向けて、思ったことを言葉にした。
em「わ、たしのこと……もっと、いじめてください、」
『…ふふ、おりこうさん』
彼女の妖美で美しい表情が見えた後、クラクラするほどの快感に意識が飛びそうになった。焦らしてくるような手つき、甘くて激しい口づけ。全てが初めてでこのまま死んじゃうんじゃないかって思ってしまう位幸せ。
自分の口からは信じられないほど高くて、気持ち悪い喘ぎ声が聞こえてくる。恥ずかしくて唇を噛んでも、Aさんの前では無意識に出てしまって意味を成してくれなかった。
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コメで待ってます^^
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樹乃(プロフ) - あっ、えちぃ奴ですね！(察)御馳走様です！！！！！ (9月23日 14時) (
レス) @page14 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - ﾊｧｯ(昇天)待って好きえっつなの大好物！（） (2023年1月6日 3時) (レス) @page30 id: 73572317b8 (このIDを非表示/違反報告)
荒脅レオン(プロフ) - コメ失礼します…脳内再生させてみたら尊過ぎて天国行きかけてしまいました…。天国をありがとうございます！失礼しました！！！！ (2022年12月16日 17時) (レス) @page45 id: 8c9c47586b (このIDを非表示/違反報告)
かめ - 初コメすみません……snさんの照れ顔想像したら、スマホ投げそうになりました() 尊いです……失礼しました…… (2022年5月28日 0時) (レス) @page8 id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
玉こんにゃく(プロフ) - あぁぁぁ〜っ！エミさんドMキャラなのくっそ好きです…美味しい…応援してます、頑張って！ (2021年9月1日 3時) (レス) id: 6917921727 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2020年11月21日 14時
