41話 ページ43
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gr「A、今日は俺の隣に来てくれ」
『？ はい。分かりました』
あれから数日経ち、私もこの場所に慣れてきた頃…今まであまり話す機会のなかったグルッペンさんに呼ばれたのでいそいそと隣に腰を下ろす。
……いや、1部からの視線が痛い。痛すぎる！あの人たちそんなに私の事が好きなのかな！？いつも一緒に居るんだから上の人の前では少しぐらい我慢を覚えて欲しい。
gr「くっくっ……随分と好かれてるみたいじゃないか」
『気のせいじゃないですかね？それに、今日はグルッペンさんに気に入られるのを目標にここに来たんですから他の人なんて見えませんよ』
gr「ほぉ、面白い。そこら辺の尻軽女とは違うんだな」
『あんな猿みたいにキーキー言ってる女性たちと同じにしないでください。寒気がする』
gr「失言だったか……悪かった。お詫びに最近入ってきたワインでもどうだ？」
『いいんですか？ぜひ』
グルッペンさんの言葉を聞いた執事さんが、いつの間に準備したのか赤ワインが入ったグラスを私たちの間に置いた。赤ワイン用のブルゴーニュグラスも透明で細やかなデザインをしていて、1目見てわかる。絶対高いやつこれ。
2人で目を合わせると、「『乾杯』」と言ってゆっくりと口に含んでいく＿＿瞬間、身体中が痺れるような感覚に陥った。ワインを今すぐにでも吐き捨てたくなったが、心配をかけたくないがため我慢をしてグッと飲み込む。目の前にいる彼は平然と飲んでいる当たり、そういうことだろう。
『……これ、どの国から仕入れてきました？』
gr「これは…隣国のK国だな。今仕事で行ってる奴がいてそいつからの贈り物で届いたんや」
『K国と言ったら……吸血鬼反対派が多い国ですからかね、聖水が少量含まれている』
その言葉に、私の事情を知っている人達は反応してこちらを向いてきた。バレるからやめて？そんな心配しなくても耐性付けてるから大丈夫だっつーの。
その後もグルッペンさんとワインを嗜みながらお話を続けた。だって！変に辞めると怪しまれるじゃん！？流石に沢山飲むのは無理だから『私にはくどすぎました』と言い訳して3杯で収めた。
トントンさんとかこちらをガン見しすぎてグルッペンさん笑ってるし。いや、しんぺいさん？なんで指で首元を指しながらこちらを見てくるんですか。バレるから辞めろください。
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樹乃(プロフ) - あっ、えちぃ奴ですね！(察)御馳走様です！！！！！ (9月23日 14時) (
レス) @page14 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - ﾊｧｯ(昇天)待って好きえっつなの大好物！（） (2023年1月6日 3時) (レス) @page30 id: 73572317b8 (このIDを非表示/違反報告)
荒脅レオン(プロフ) - コメ失礼します…脳内再生させてみたら尊過ぎて天国行きかけてしまいました…。天国をありがとうございます！失礼しました！！！！ (2022年12月16日 17時) (レス) @page45 id: 8c9c47586b (このIDを非表示/違反報告)
かめ - 初コメすみません……snさんの照れ顔想像したら、スマホ投げそうになりました() 尊いです……失礼しました…… (2022年5月28日 0時) (レス) @page8 id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
玉こんにゃく(プロフ) - あぁぁぁ〜っ！エミさんドMキャラなのくっそ好きです…美味しい…応援してます、頑張って！ (2021年9月1日 3時) (レス) id: 6917921727 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2020年11月21日 14時
