16話 ページ17
トントンさんも背が高いなと思っていたが、チーノさんはそんな彼より大きいらしく見上げると首が痛くなりそう。瓶底メガネいいね。それ度が入ってなさそう。知らんけど。
ci「やっとAさんと2人きりになれて嬉しいです！」
『そうですか？』
ci「はい！だって………いや、やっぱり後でいいや」
チーノさんは寂しそうな顔で笑うと、いきなり私のことを横抱きしてきたのだ。え！？咄嗟のことすぎて抵抗すらできなかったんだけど…。
ci「気持ち悪いんでしょ？もうすぐ着くんで少しでもゆっくりしてください」
『……絶対わたし重いですよね…？』
ci「いや？むしろ心配になるほど軽いですよ。」
冗談を言うような雰囲気につい笑ってしまい、お言葉に甘えて腕をチーノさんの首にまわした。彼は驚いた顔をした後にスキップをし始めたのだ。
いや、気分悪くなるから！！ゆっくり歩いて！？
＊＊＊
ci「(ｶﾞﾗｯ)失礼しまーす……やっぱ居らんな」
『ほんとだ……どこ行ったんだろう、』
しんぺいさんが居れば、少しだけ血を貰おうとしていたのに…。この気分の悪さは胃薬で治るわけない。うぅ。
そんなことを知るはずもないチーノさんは胃薬と水を持って来てくれた。優しい少年だなぁ。貰っとくだけ貰っとこう。優しさで治るかもしれない(何言ってんだ)
『ｺﾞｸｺﾞｸｯ……はぁ。薬、ありがとうございます』
ci「いえいえ！俺がしたくてしたことですから…」
そう言ったチーノさんの頬は赤く染まっていて、一瞬反応に遅れてしまいそうになった。これってもしかして……いやいや、自意識過剰かもしれない。まだ早いよ自分。慎重に行こう。
『もう少しここで休もうかな……』
ci「じゃあベッドの方で寝ます？こっちの方整えられてるんで寝れますよ」
『分かりました、失礼します…。』
真っ白な綺麗なベッドに案内されてそこに座ると、チーノさんはカーテンを握って立っていた。私が寝るまではここに居てくれるらしい。
紳士だなぁ、、、ま、今どきの若い子の忍耐力を試そうではないか。
その後、すぐに目を閉じて寝たフリをしているとこちらにチーノさんが近づいてくる気配がした。彼は私の頬に手を置くと頬に軽いキスをしたのだ。今だ！
ci「(ｸﾞｲｯ)ぅわ！？え、は！？なっ……！」
『弱ってる女性の寝込みを襲うなんてえっちですね、チーノさん？』
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樹乃(プロフ) - あっ、えちぃ奴ですね！(察)御馳走様です！！！！！ (9月23日 14時) (
レス) @page14 id: df66a330f6 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - ﾊｧｯ(昇天)待って好きえっつなの大好物！（） (2023年1月6日 3時) (レス) @page30 id: 73572317b8 (このIDを非表示/違反報告)
荒脅レオン(プロフ) - コメ失礼します…脳内再生させてみたら尊過ぎて天国行きかけてしまいました…。天国をありがとうございます！失礼しました！！！！ (2022年12月16日 17時) (レス) @page45 id: 8c9c47586b (このIDを非表示/違反報告)
かめ - 初コメすみません……snさんの照れ顔想像したら、スマホ投げそうになりました() 尊いです……失礼しました…… (2022年5月28日 0時) (レス) @page8 id: a727910568 (このIDを非表示/違反報告)
玉こんにゃく(プロフ) - あぁぁぁ〜っ！エミさんドMキャラなのくっそ好きです…美味しい…応援してます、頑張って！ (2021年9月1日 3時) (レス) id: 6917921727 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こねまる | 作成日時：2020年11月21日 14時
