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ab side
楽屋を飛び出した時に
ちょうど楽屋に入ろうとしてた女性スタッフにぶつかろうとした。
「あ、すみません！」
一応、謝ってそのまま走り出そうとする。
だけど、一度立ち止まった俺の腕を
その女性スタッフはガッチリ握ってて
今にも泣きそうな顔で
「佐久間さんが…佐久間さんを助けてください。」
と言ってきた。
「ちょっと、佐久間の居場所知ってるの？」
というと
「◯◯スタジオです。」と教えてくれた。
「分かった。必ず、助けるから！」
と再度走り出す。
意外にも近くに居てくれたのは
不幸中の幸いなのか
目的の場所までは
思ったよりもすぐについた。
携帯を取り出してもしもの時に備える。
良かった。
護身用に
スタンガンの付いたスマホカバーを康二に貰っておいて…
こっそりと
スタジオに入る。
真っ暗で何も見えないけど
なんとなく感じる佐久間の気配と
それとは別の男の声。
佐久間は警戒してるのか
常に動き回ってる。
佐久間。今助けてあげるね。
「佐久間。迎えに来たよ。こっちにおいで？」
俺の声にビクッと身体が震えたのが分かる。
「阿部…ちゃん？」
「そう。俺の場所分かるでしょ？こっちにおいで？
早く、帰るよ？」
もう、長く一緒に居すぎて
こんなに暗くてもお互いの場所を
なんとなく分かるなんて
さすがに、こんな状況じゃなかったら気付かなかった
だろうな…
佐久間が近づいてくる気配がする。
「佐久間くん？本当にいいの？今回は逃れても、
絶対に俺は君を逃さないよ？」
気持ちの悪い男の言葉に
佐久間の足が止まる。
「大丈夫。佐久間、俺を信じて？」
でも、俺の言葉に
迷った様に少し足踏みした後
こっちに向かって走ってきた。
よし、佐久間がこっちに居れば安心。
スタンガンのスイッチを入れて
バチバチと音がして
電気が通ってるのが光ってよく見える。
「よくも、うちの佐久間を怖がらせてくれたね。
この代償、結構高くつくよ？」
ヒッ
相手が慌てて外に向かって走り出した時。
バァーン
とドアが大きく開いてゾロゾロと人が入ってくる。
iw「全く。心配なのは分かるけどさ、少しは俺の言うことも聞けよ！」
入ってきたのはメンバーと警備員さん。
逃げようとした男は
ちゃんと警備員さんに捕まったし
康二とラウールは号泣しながら
佐久間の頭を撫でてあげてた。
アハハ…
良かったね、佐久間。
俺らにはこんな心強い仲間がいたよ。
るむぽさん。遅くなってしまいすみません
ご希望に添えてるか
果てしなく微妙です…ごめんなさい。
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Winter(プロフ) - るむぽさん» 全然、上手に書けなくてすみません。リクエストならいつでもいいですよー！いつも読んで頂いてありがとうございます！ (2020年10月18日 0時) (
レス) id: 5bab791344 (このIDを非表示/違反報告)
るむぽ(プロフ) - Winterさん» 書いていただきありがとうございました^^最高です！感動しました^^また今度リクエストお願いしてもいいですかね？ヒーローみたいに助ける阿部君がカッコよかったです^^ (2020年10月17日 23時) (レス) id: c44f20117a (このIDを非表示/違反報告)
るむぽ(プロフ) - Winterさん» わざわざありがとうございます。楽しみにしております。更新頑張ってください^^ (2020年10月15日 22時) (レス) id: c44f20117a (このIDを非表示/違反報告)
Winter(プロフ) - るむぽさん» 了解しました。希望に応えられるか分かりませんが、書かせていただきますね！今、別のお話を１つ書いてるのでそちらの後になると思いますので少しお待ち下さい！ (2020年10月15日 20時) (レス) id: 5bab791344 (このIDを非表示/違反報告)
るむぽ(プロフ) - Winterさん» 早速レスありがとうございます。そうですね、私も佐久間担なので受けであれば誰でもいいんですが…。でも、せっかくなのであべさくでお願いします^^ (2020年10月15日 18時) (レス) id: c44f20117a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：winter | 作成日時：2020年8月19日 18時
