宝物3【平野紫耀】 (ページ6)

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しばらくして、打ち合わせが終わった2人が元気に戻ってきた

柊ジ「しょっ……」

「(しーっ)」

大きな声で名前を呼びかけた2人をジェスチャーで止める。

2人も分かってくれたようで、静かに近付いて小声で話しかけてくれる。さすがメンバー♪

ジ「紫耀寝たんや？こいつ筋肉ゴリラやから重いやろ(笑)」

「ゴリラって(笑)大丈夫だよ〜。

昨日帰り遅かったのに、どうしても寝れなかったんだって。」

柊「今日、紫耀のクマすごかったもんな。倒れるんちゃう？って思ったもん。」

ジ「そうそう。寝れへんかったんやろうなぁ、とは思っててんけど、どうにもならんくてな。」

柊「今までも、こういうことがちょいちょいあってん。
紫耀って十分人気やし、何でも出来るのに、まだまだ不安になるらしくてな？
家で1人になると考え事も止まらんらしい。

でも俺らも見守るしか出来んかってん。

仕事のフォローぐらいなら出来るけど、睡眠はさすがになぁ…どうもしてやれんくて。」

「そうなんやね……」

ジ「こいつアホやけど、中身はめちゃくちゃ真面目やから(笑)」

「……確かに(笑)それは分かる、ふふっ。

紫耀ほんと面白いよね。」

全体重を自分に預ける紫耀の姿を横目に、普段の様子が頭をに浮かび笑みが零れる