宝物3【平野紫耀】 (ページ22)

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紫「髪、まだやろ？」

「ん。いまから〜」

紫「洗ったるから。シャンプー貸して♪

俺うまいねんで？弟の頭とか、よぉ洗ってあげててんから。」

自信たっぷりに話す。もちろん嘘はついてない。

「ほんと？？じゃあおねがいしまーす♪」

俺にシャンプーを渡して、嬉しそうに身を委ねてくるA。
いや、ほんまにチョロすぎん？？あかんってぇ。

ほんまにこんな触らせんの、俺だけにしてや？？
ここはちゃんと乗っからせてもらいますけども！！(焦)

素直やから、ここで注意したら俺すらも触らせても貰えんくなりそうやしな。

やばい雰囲気にならないように(もちろん俺が耐えられるようにや)、明るく振る舞う。

紫「お客さーん！痒いとこないですかぁー？

力加減これでえぇですかぁ？？」

「ふふっ。しょお、びようしさんみたい(笑)

ないでーす。もうちょっとつよくてもいいかんじでーす♪きもちぃでーす。」

乗ってきてくれるやん、、、可愛い！たまらんわぁ(泣)

こんな可愛い声で気持ち良いとか言われたらやばない？←
思春期な男は、ちょっとしたことでも過剰に反応するからな？(笑)

紫「流しますよぉー。お湯加減大丈夫ですかぁ？」

「ふふっ、ちょうどいいでーす。」

こんなやり取りをしながら、無事にコンディショナーやらなんやらも終わらせた。

女の子は髪も長いし、あれこれあって毎日大変なんやなぁ、って思った。