宝物3【平野紫耀】 (ページ20)

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紫「そもそも、こんなフラフラな状態で1人で入らせるん心配や。溺れるで！！

俺も一緒に入るから。それならええやろ？決まり！！」

「ふぇっ……！？それはさすがにｯ……////」

紫「じゃあA先に入る？」

「それはいやっ！しょおがさき！」

そこははっきりしとるんかいっ！(笑)
即答やん。おもろ。

紫「じゃあ、一緒に入るで。
2人ともタオル巻いたらえぇやろ？

ここで譲り合う時間のが勿体ないわ。

はよ入って寝よ？俺も疲れとるし。」

眠そうな声を出してみる。

「……わかった。そうだよね。
しょおもはやくねたいよね。

タオルあるなら、、、いいよ？////」

あらあら。ほんとに許可が出てびっくり。
心の中でガッツポーズをする。

最もらしい理由をつけたらすぐに納得してしまう。
レッスンの時にちょっと寝れたから、
ほんとはAのお風呂ぐらい待てるぐらいの余裕はある。

こんなに簡単に丸め込めるなんて、心配すぎるで。
こんな時でもAの鈍さと、優しさを利用してしまって申し訳なくなるけど、おれも必死なんよ？(笑)
Aが鈍すぎるから。

でも、気付けば俺が生活の中にいるのが当たり前ぐらいになって欲しいから。

強引かもしれんけど、ちょっとずつでもAの心の中に入らせてな♪

んで、早く俺がおらんとあかんぐらいになって♡