宝物3【平野紫耀】 (ページ15)

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紫「おかえりぐらいやったら、いくらでも言うてくれるって言うたよな？？」

自分と俺の上着をハンガーにかけてくれている美羽に近付き、後ろからお腹に腕を回して甘えるように抱きしめて、首筋に顔を埋めてみる。

「わっ！！///びっくりしたぁ////

うん？それで紫耀が幸せになってくれるなら言うよ〜(笑)」

紫「ほんま？じゃあ、『ただいま♡』」

「今っ！？(笑)『おかえりー♡』」

紫「ふふっ////

『Aただいまぁ♡』」

少し言い方を変えてみる。

「えっ！？『紫耀、おかえりぃ♡』」

俺に合わせて言い方を変えてくれるAが愛おしくて、俺が飽きるまで何度も言ってもらった。

Aは相変わらず俺のことなんて気にしてないのか、レッスン着を片付けたり、明日の準備とかをしながらだったけど、俺が着いて回ってもうざがらずにちゃんと付き合ってくれた(笑)

ほんま優しいんやから♪この感じ、えぇな〜♪

Aにとってはこんなくだらんことも、バカにせず付き合ってくれるなんて……大好きって言いたい。

けど、今は我慢。

なんなら今のこの感じも楽しみたいぐらい幸せ。

付き合う前特有のドキドキ感ってあるもんな♪
付き合わんとか言わせんからな。謎に自信がある(笑)