宝物3【平野紫耀】 (ページ14)

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紫「おじゃましまーーーーすっ！！！」

元気に挨拶をして入る紫耀。

「ちょっ！！！！声デカい！！！
まだ玄関閉めてないから！！！(焦)」

通路に響く声に驚き、慌ててドアを閉める。

紫「あ！！待って！？

ちょっと俺1回出るからさ、Aはリビングに居て？

で、俺が入ってきたら『おかえり♡』って言ってほしい！！

ね！！いいよね！？一旦出るから！！」

そんなことを言って、私の答えなんか聞かずに荷物を持ったまま、また外へと出ていってしまった。

「やるって言ってないし。

これは、なにごっこなの……？(笑)」

紫耀が楽しそうに笑っていたから、付き合ってあげようと言う通りにリビングで待つことにする。

「……待って？遅くない？？」

すぐ来ると思っていたのに、数分経っても音沙汰なく心配になる。

ガチャｯ

紫「Aー！ただいま♡」

「あ、来た(笑)」

やれやれ、と紫耀の要望通り玄関へ迎えに行く

「紫耀、おかえり♡」

紫「やっば！！！/////ただいまぁ〜♡♡♡♡」

今日イチの笑顔を見せてくれる紫耀に思わず……

「…………ぷはっ/////

待って？何これ？(笑)」

紫「え？そりゃAと同棲したら、ごっこやん(笑)

想像以上に良かった♡これが毎日やったら幸せやなぁ♪ふへっっ」

「同棲ごっこ？あははっ！！

おかえりぐらいで幸せになってくれるなら、いくらでも言ってあげるよ〜(笑)」

また紫耀の冗談だと思い、笑いながらリビングに戻る

紫「……また冗談やと思って、、、(拗)」

美羽を追いかけて紫耀もリビングへ向かう