宝物3【平野紫耀】 (ページ12)

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宣言通り、先に紫耀の家に寄る。

後から紫耀に来てもらうんでも良かったけど、
なんとなく一緒に居たかったのと、
紫耀の家も見てみたくて着いていくことにした。

紫「マッハで用意するから座って待ってて！！！」

ソファに座るよう促され、慌ただしく用意をする紫耀を眺めながら、部屋の中を見渡す。

「ゆっくりでいいよー(笑)

ちゃんと綺麗にしてるんだぁ。」

男の人の家には初めて入る。
男の人の部屋って殺風景で雑然とした感じ想像をしていたが、ここはシンプルなのにお洒落で綺麗に整頓されているし、それにいい匂いもする。

そして、ちょっと？かなり？暗い(笑)
けど、全然嫌じゃなくて落ち着く暗さ。

紫「そんなキョロキョロ見らんで(笑)

なんか恥ずかしいw

変なもんとか見つけんでな？？(笑)」

「変なってwなんか隠してるの？(笑)」

紫「そりゃー、まぁ、、、ねぇ？

ジャニーズとはいえ、健全な男の子ですから？

1つや2つ……どころじゃないけど(笑)

……ん？見たい？？？興味ある？持って来ようか？？(笑)」

「…………ないですぅー////

見なくて大丈夫なんで、私は聞かなかったことにしまーす////」

『わーー』と声を出しながら耳を塞ぐ。顔が熱い……/////

よく考えたら、もう聞いた後だから意味無くない？って思ってすぐやめた(笑)

爆笑しながら準備に戻った姿を見て、紫耀に遊ばれてると気付いた(呆)

ほんとにマッハで準備を終わらせたらしい紫耀が、ソファの後ろから抱きついてくる。

紫「まだキョロキョロしてる(笑)

なんか気になったん？」

「まぁ、どんな部屋なのかなぁ？って普通に気になるじゃん？(笑)

ね、暗くないの？毎日この暗さ？？」

抱きしめられたまま紫耀を見上げる。

紫「うん。そうやで(笑)

なんかこの仕事始めてから、明るいとどうも疲れるようになってな。

嫌？？明るくしよか？？」

そう言うと、リモコンを取りに行こうとする。