稲荷崎の顔面国宝

第21話　テスト返し ページ23

「テスト返すでー」






Aの家で勉強した2週間後、テストを終え今日はテスト返し(早い)それも残り一教科となった
偶然にも俺らのクラスにはバレー部1年が勢揃い
先生ナイス






「銀島ー」

「ウッス！」






名簿的に銀がバレー部の中で1番最初
銀は受け取ったと同時に天を仰いでガッツポーズ
くっそこれで俺赤点だったらどうしよ





「向坂ー」

『ハイ！』





回ってくる順番は早くもう目の前のAが呼ばれた
俺もいつ受け取っていいように席を立つ




『みて倫くん！80！』

「は、やば」

『でしょでしょ！』





すれ違いざまにAはえっへんと威張るように点を見せてきた
は？可愛い(キレ)





「角名ー」

「あ、ハイ」





待ってて、とAに言いテストを取りに行く
チラッと点数を見ると70点
うわ赤点程遠かったわ良かった〜〜〜〜〜
ホッと一息、席に戻ってAと話す

ははは良いだろうお前ら

クラス中の視線はただ1つ、俺に釘付け
何故なら皆Aの顔が神々しすぎてまともに話せないから
席が近い、しかも部活が一緒な俺は勝ち組なのである
うえーーい






「角名ほんま後で覚えとれよ！！！」

「合宿でけちょんけちょんにしてやんで！！」





負け犬(双子)の遠吠えが聞こえるな〜
つかあいつらテスト大丈夫なわけ





『あ、取り入ったじゃん、2人ともテスト』






そう言われて前を見る
2人して取り行くんかい、双子でもせめてバラバラに行けや
そんな思いも虚しく2人は喧嘩しながら先生から受け取った
そして





「「合宿や！！！！！！」」






無事に赤点は無かったらしい






『やった！！！いえーい！！！』






双子はAとハイタッチ
何だかんだでAは面倒みがいい
そしてAの笑顔にやられた人が数名






「……おん」






いや先生？鼻血出てます






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新作作りました！ツイステです！
よかったら見てください(^-^)
お前は女だ

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