僕の手を握って笑ってよ〜韓国編1〜【BTS】 (ページ39)

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18-2 最高に可愛いページ39

エントランスから、ホテルの中を覗いて見るがテヒョンらしき姿が見えない。

電話を掛けてみる。

チカ「もしもし、テヒョン。今、着いたよ。どこにいるの？」

TH「うん、ロビーにいるよ」

チカ「ロビーね」

チカは、スマホを耳に当てたまま、ロビーへと早足で入って行く。

テヒョンの目の前に駆け込んで来る女性が見えた。

その女性がクルッとこちらを見た瞬間、時間が止まったように思えた。

TH「ヌナ…、最高に…可愛い…」

チカ「え？なんて言ったの？」

TH「最高に可愛い！」

スーツ姿のテヒョンに気づいたチカは、

チカ「テヒョンも素敵」

電話を切り、テヒョンに駆け寄るが思わずよろける。

チカ「あっ」

すかさずテヒョンがチカを支える。

TH「大丈夫？」

チカ「あはっ、ハイヒール履いてるの忘れてた」

TH「サイズ大丈夫だった？」

チカ「ピッタリだったよ。何で私の靴のサイズまで知ってるの？」

TH「ヒヒっ、大切な人の事ならなんでもお見通しだよ」

本当は、チカが韓国に来るのを待ってこっそり玄関で靴のサイズをチェックしていた。

ちょっぴりドヤ顔のテヒョン。

TH「行こうか」

チカ「うん」

テヒョンにエスコートされて、ドキドキがおさまらないチカだった。