僕の手を握って笑ってよ〜韓国編1〜【BTS】 (ページ16)

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11-4 潤いをページ16

チカ「あぁ、あの時はなんか冗談言ってたら、段々そんな話になって…本気で言ってた訳じゃないよ」

TH「わぁ、ヌナがマネージャーかぁ。毎日会えるから、嬉しいけど…、僕達の周りには、色んな人がいるからね。ヌナが危ない目にあうかもしれないしなぁ」

色んな人とは、アンチやサセン、マスコミなどなど、メンバー達も散々嫌な思いをしている。

今でさえ、女性スタッフがメンバーの近くにいればすぐに恋人か熱愛かと騒がれる。

チカ「そんなことになったら、逆に迷惑かけちゃうし、女のマネージャーなんて邪魔なだけだよね」

マネージャー業に対してのマイナスイメージがまた一つ生まれる。

TH「ヌナ、僕達に潤いを下さい…」

テヒョンが祈るように言う。

チカ「潤い？」

TH「男のスタッフに囲まれて生活しているのって、乾いた砂漠で仕事してるみたいなもんなんだよ」

YG「あぁ、チカは砂漠の中のオアシスってこと？」

TH「ピンポーン、ヒョン、正解です」

YG「テヒョン、お前の言うことは、正しい。彼女を作る暇もない。唯一、ハグして許される母親でさえ会う時間が限られてる。現場のメイクさんが男だった時には、見渡す限り男だよ」

TH「その通り」
　

チカ「オッパ、朝から、語りますね」

YG「チカ、今夜はとことん語ろうか？」

ユンギがニヤリとする。

チカ「え、今夜？ダメダメ。ねぇ、今日は明洞で食べ歩きしたいのにぃ」

YG「ジミンが、爆弾酒作るって張り切ってたけど」

チカ「爆弾酒は、オッパにお譲りします(笑)」

今夜も楽しくなりそうだ。