検索窓
今日:8 hit、昨日:11 hit、合計:136,313 hit

1-5 僕と… ページ6

テヒョンが、お弁当の蓋を開ける。



TH「今日ノ、僕ノ御飯ハ、焼肉弁当デス。アァ、チカサン、プリンヲドウゾ。スプン、アリマス」



プリンとスプーンを渡してくれるテヒョン。



チカ「ありがとうございます。頂きます」



チカが手を合わせて、合掌すると、テヒョンも慌てて手を合わせる。



TH「頂キマス。肉ガ沢山入ッテマスネ。…日本ノ、コンビニノオ弁当、全部美味シイ。デモ、タコ焼キハ、大阪ガ一番!」



チカ「たこ焼き、好きだね」



TH「大阪ハ、家族トUSJニイキマシタ」



チカ「あぁ、そうだったね。通天閣とか大阪城は行った?」



TH「通天閣ハ、遠クカラ見タコトハアリマスゲド、マダ登ッテナイデス。モット日本ノ色ンナトコロヘ行ッテミタイデス。今ハ、モウ行ケナイカラ、40歳位二ナッテ引退したら、奥サント一緒二日本ヲ旅行スルコトガ夢デス」



チカ「へぇ。テヒョン、日本大好きだもんね。じゃあ、日本人と結婚したらどう?でも、40歳で引退しちゃうの?」



TH「アァ、僕ハ家族モ大切ダカラ、ソンナニ長クハ仕事ヲシナイデス」



チカ「え?そうなの?ふーん」



TH「チカサンハ、ドンナ人ト結婚シタイデスカ?」



チカ「うーん、そうだなぁ…私も韓国が好きだから、韓国の人と結婚しようかな?うん、大好きな韓国料理も沢山食べれそうだし」



TH「オォッ、ジャア、僕ト結婚シマスカ?」



テヒョンは、ひらめいたとでも言いたげに、たこ焼きを口に入れながらそう言った。



チカ「ゴホッ、ゴホッ…」



プリンを食べかけたチカは思わずむせる。



TH「アァ、大丈夫デスカ?」



テヒョンは、慌てておしぼりを差し出す。



チカ「ゴホッ、ゴホッ。大丈夫…、ゴホッ。…テヒョン…今なんか、変なこと 」



TH「え?僕、変なこと言った?」



会話が韓国語に戻る。



テヒョンは、おしぼりでチカの口元を拭きながら、サラッと言った。



やっぱり、不思議ちゃんだ。



TH「僕とヌナが、結婚すればヌナが日本中案内してくれるでしょ。で、僕はヌナを韓国料理を食べに連れて行ってあげれば、いいじゃん。オォ、ナイスゥ」



身振り手振りで説明して、最後に親指を立てるテヒョン。



チカ「…… 確かに、ギブアンドテイクだけど…… 」



TH「ね」



と笑うテヒョン。



冗談にしても、そう言われて嫌な気はしないが、Army達が聞いたら卒倒する人が続出しそうな発言だ。

1-6 BTSじゃない僕→←1-4 震える指で



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
337人がお気に入り
設定タグ:BTS , テヒョン , ジョングク   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

この作品にコメントを書くにはログインが必要です   ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:happiness | 作成日時:2022年1月10日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。