7-3 コーヒーのシミ ページ49
今までBTSと関わって来たことや、今の自分の仕事、日本を離れて韓国に行く自分を想像してみたり、色々な事が頭の中を駆け巡る。
JH「チカチカ、どうしたの？」
廊下に出て来たホソクがぼーっとしているチカを見つけた。
チカ「あ、ホビホビ。どうもしないよ。ホビホビこそどうしたの？」
JH「コーヒー、溢しちゃって」
チカ「やだ、白のＴシャツなのに。着替える？でも、時間が。あぁ、そうだ、おしぼりとティッシュ」
ホソクと一緒に部屋に戻りすぐにシミ抜き。
JH「おー、キレイになったよ。チカチカ、ありがと」
チカ「どういたしまして」
RM「あぁ、J-HOPE、キレイになったよ。あのシミで空港行ったら、SNSで話題になるとこだった」
JM「ヒョンは時々、ARMYに突っ込まれてるから」
RM「あぁ、俺はいつものことだよ(笑)」
JH「チカチカがいてくれて、よかったぁ」
RM「日本にいる間は、いつもチカがいてくれるから、本当に安心だよ。ありがとう」
チカは、恥ずかしそうに笑う。
チカ「私こそ、皆のお世話をさせて貰えて、幸せです。本当にありがとう」
と、頭を下げる。
JM「僕達がお世話になってるのに、ヌナ、頭を下げないで下さい」
TH「ジミナ、お世話になってると思ってたの？その割には、相変わらず遅刻の常習犯だね」
JM「テヒョナ、うるさいよ」
礼儀正しくて、思いやりがあり、いつも明るいメンバー達。
韓国で彼らと仕事をするのも、悪くないのかもとふと思うチカだった。
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作者名：happiness | 作成日時：2022年1月10日 21時
