4-1 罪悪感 ページ31
「おはようございま〜す!」
昨晩も、あまり眠れなかったチカだが、仕事はきっちり、笑顔は絶やさない。
ジョングクも、寝不足でぼーっとしていたが、チカの元気な姿を見て笑顔になった。
テヒョンは、通りすがりにチカの背中をポンと触れた後、チラリとこちらを見て目で合図をして来た。
昨日のジョングクとのキスの罪悪感から解放されていないチカは、テヒョンと目が合った瞬間、笑顔がひきつってしまうのだった。
ショッピングモールについて、ディレクターと打ち合わせ。
ただ単に、日本のショッピングモールで買い物を楽しむという企画らしい。
日本のARMY達にとっては、自分達が普段買い物をしている場所でBTSが散策しているだけでも嬉しい。
そして、メンバー達の日常的な姿が見られるのも、嬉しいことである。
限られた時間での撮影の為、2チームに分かれての撮影になった。
通訳の為にチカもついて歩かなければいけない。
チーム分けのくじ引きをして、テヒョン・ジョングク・ユンギの3人のチームとジミン・ナムジュン・ホソク・ソクジンの4人のチームに分かれた。
TH「ヌナ、僕達のチームについて来てよ」
チカ「うん、いいよ」
Army達が喜ぶテテとグクのコンビだが、今日のチカにとっては関わりづらいコンビだ。
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作者名:happiness | 作成日時:2022年1月10日 21時