2-7 "間接キス" ページ22
TH「ヌナは、何にしたの？」
チカ「限定のフルーツフラペチーノだよ」
TH「うわ、それ僕が迷ってたやつ。美味しいそうだね、やっぱりそれにすればよかったぁ」
テヒョンがあまりにも残念そうに言うので、
チカ「…一口、飲む？」
TH「うんっ！」
ニコニコのテヒョン。
一口飲んで、
TH「あ〜、美味しいっ。僕のも飲んでみる？」
チカ「ん？いいの？」
するとテヒョンは素早くチカの耳もとでささやく。
TH「ヌナと僕、間接キスだね」
そして、ニヤっとする。
チカ「テヒョンっ」
チカはテヒョンの脇をつつく。
TH「早く、一口飲んで」
チカ「そんなこと言われたら、恥ずかしくて、飲めない」
すると、その横にいたシュガがテヒョンのフラペチーノをチューっと一口。
TH「あ、ヒョンッ」
YG「俺が間接キスしてやったよ(笑)」
JN「テヒョナ、何やってるんだよ」
"間接キス"と言う言葉に反応したジン。
TH「ヌナが先に間接キスさせて来たから(笑)」
チカ「テヒョンがすごく飲みたそうだったからだよ(笑)」
JN「だったら、ヒョンも味見したかったのに」
チカ「じゃあ、飲む？」
JN「テヒョンと間接キスと思って飲むの嫌だよ」
YG「俺、テヒョンと間接キスしちゃったよ(笑)」
JK「僕もヌナのを味見したい！」
チカ「ジョングク、いいよ。間接キスしよ」
もう、開き直りだ。
RM「中学生みたいなこと言ってるなぁ。チカは、兄妹みたいなものなのに」
JH「そうだよ。テヒョンはチカのことが好きなの？」
RM「恋愛に飢えてる、中学生みたいだよ」
JK「ねぇねぇ、ヌナは、恋人いないの？」
チカ「ジョングクっ。便乗してそんなこと聞いても皆の前で言わないよ」
JM「恋人がいないから言えないってことでしょ」
チカ「もうっ、ジミナ。余裕なこと言わないでよ」
すると突然、立ち上がり手を挙げるテヒョン。
TH「はいっ、はいっ、僕がヌナの恋人になります」
チカ「えっ？」
テヒョンの発言に驚くチカ。
メンバー達も一瞬、固まる。
するとジョングクが笑って、
JK「あっ、じゃあ僕も恋人になる」
チカ「は？」
このマンネ達は一体何を考えているのか。
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作者名：happiness | 作成日時：2022年1月10日 21時
