いっぱい食べて ページ8
LAにいても、韓国料理を食べている二人。
TH「チカは、韓国来てからすごく痩せたから」
二人ともダイエットしなくてもいいタイプのようだが、
「そうかな？」
毎日一緒にいると中々気付かないものだが、チカの痩せ方は誰がみても明らかに分かるほどだった。
TH「"そうかな"、じゃないよ。僕達の管理の前に自分の体調管理をしっかりしないと」
「…そうだね」
TH「皆心配してるよ。チカが倒れたら、メンバー皆が困るし、僕も元気なくなっちゃうよ」
「うん」
そう言いながら、テヒョンはチカのご飯の上におかずを乗せる。
TH「もうちょっとボリュームある方が抱き心地いいし」
テヒョンは箸をくわえたまま、チカの胸をみつめる。
チカは慌てて胸を隠す。
「それを気にしてたの？」
TH「まぁ、そこだけじゃないけどね…ひひっ」
四角い口でニヤっとするテヒョン。
TH「仕事熱心なのはいいけど、体だけは大事にしてくれないと。ほら、いっぱい食べて」
「うん…ありがと、テヒョン」
TH「日本に行ったら、また、チカの好きなもの食べに行こ。かなり恋しくなってるでしょ？」
「なんでもお見通しだね。でも、今日のランチも美味しかったよ」
TH「まぁね。でも、やっぱり日本で食べるのとはちょっと違うんだよな。はい、チカ、あーんして」
テヒョンが、チカの口元へとキンパを運ぶと、チカはパクッと一口で頬張る。
「…んー、おいひい…、韓国料理も好きだし、不自由はしてないんだけどね」
TH「僕も日本の料理好きだし、チカのオススメの店予約しておいてよ」
チカ「うん、そうだね」
日本公演までには、まだまだ沢山の公演が待っているが、忙しい日々を乗り越える糧になりそうだ。
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作者名：happiness | 作成日時：2022年10月9日 21時
