感謝の気持ち ページ5
チカは、キョロキョロしながら携帯電話でジミンを呼び出している。
「あぁ、ジミン。どこにいるの？…もう、遠くに行かないでって言ったのに…うん…うん…今カフェで休憩してるから、合流して」
少しして、ジミンとジョングクが合流した。
チカは、二人の姿が見えると駆け寄る。
「何を買いに行ってたの？」
ジョングクが嬉しそうに紙袋を差し出す。
JK「ヌナ、はい、甘いもの好きでしょ」
「ん？甘いもの？」
JK「そう。チョコレートだよ」
JM「ヌナ、はい。僕は、バスボムだよ。これで疲れを癒やして」
照れながら、袋を差し出すジミン。
ジミンも何とかチカへのプレゼントを買えたようだ。
「わぁ、ありがと。あれ、あなた達、自分の物は？」
袋を渡すと二人の手には何もない。
JK「特に欲しい物があったわけじゃないし、ヌナが好きそうな物見つけたから、プレゼントしたくて…」
ジミンは、なぜか申し訳なさそうな顔をして、
JM「僕は、いつもヌナにはお世話になってるから、ヌナが喜んでくれる物をと思って色々迷ってたから」
「そんな助けるだなんて大袈裟だよ」
TH「チカ、二人の感謝の気持ちなんだから、喜んで受け取ってあげないと」
チカが感謝されていることがまるで自分のことのように嬉しくなってしまうテヒョン。
チカ「うん…そうだね。じゃあ、遠慮なく頂きます。ありがと」
JH「わぁ、今日は僕が一番年上なのに、何もしてあげてないよ。よしっ、ランチは僕に任せて。チカチカの好きなもの食べに行こ」
ランチは、テヒョンが見つけた日本食の店で久々の寿司をご馳走になった。
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作者名：happiness | 作成日時：2022年10月9日 21時
