僕の手を握って笑ってよ〜海外公演編〜【BTS】 (ページ17)

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愛情表現という名の… ページ17

搭乗口を抜けて、飛行機へと移動する。

テヒョンはチカの付き人の如く、チカの荷物を持ち、寄り添ってあるく。

TH「飛行機の中もちゃんと僕が隣に座るし、分からないこととか心配なことあったら、何でも言ってよ」

「ありがと、テヒョン。ねぇ、ちょっとくっつき過ぎじゃない？」

TH「今はメンバー達しかいないよ」

チカは、心配しながら歩いているが、今日のテヒョンは意外としっかりしていて、周囲を確認しているようだ。

するとその会話を聞いていたユンギが、

YG「俺が金出したのにテヒョンが隣か？」

嫌味を言われたがお調子者のテヒョンは、

TH「ヒョンッ、僕がお金払ってもよかったのに、先に手配しちゃうから〜」

ユンギに甘えるようにそう言う。

テヒョンが隣に座ると分かってはいるものの、ユンギもチカの怪我が気になっているので、少し嫌味を言ってみる。

YG「冗談だよ。お前を差し置いて、隣に座ったりしたら、お前の嫌がらせでゆっくり寝れないだろ」

TH「嫌がらせなんて人聞き悪いなぁ。軽い愛情表現じゃん」

JN「テヒョンっ、おまえのは"愛情表現"という名のイタズラだからっ」

ソクジンの言う通りである。

TH「ま、言い方変えたら、そういうことかな、ひひっ」

四角い口で笑ってごまかすテヒョンだった。