ずっとそばに ページ14
YG「なぁ、可愛い足だな。何センチだ？」
ユンギはニヤニヤ笑いながらチカの足をもちあげる。
足を持ち上げられ、よろけるチカ。
「ちょ、ちょっと…」
YG「あぁ、ごめん」
謝りながらも笑っているユンギ。
YG「手もわらびみたいだし、こんな小さい身体のどこからこの元気が湧いてくるんだ？」
「どこからって…、ん〜、どこだろ？笑」
そう言ってケラケラと笑って見せるチカ。
「オッパ達が元気だったら、私も元気なんだよ」
YG「俺達もお前が元気じゃないといいパフォーマンスが出来なくなるんだからな。よしっ、気持ち良くなったか？」
足を拭き終わり、チカの顔を見上げるユンギ。
「うん、ありがとオッパ」
YG「俺達はいつも不安と隣り合わせだから、チカが側にいてくれるだけでホッとするし、応援してくれたら頑張ろうって気になるし、一番身近なARMYだからな」
「…オッパ、ARMY達はずっと側にいてくれるよ。私もずっと側にいるし」
YG「ずっと？」
「うん。オッパ達が防弾でいる限り、私もずっと側にいるって決めてるから」
YG「ずっとってことは、俺達が少年じゃなくなってても一緒にいてくれるってことか？笑」
「うん…。その頃には私もおばさんになってるよ、笑」
「そうだな(笑)じゃあ、結婚してもこの仕事、続けるのか？」
「うーん、…結婚は…どうかな？先のことは分からないし」
頭を傾げるチカ。
YG「結婚する気ないのか？」
「今はまだ仕事が一番だし…」
YG「テヒョンとの将来とか考えてないのか？」
「テヒョンと？ん〜、付き合ってまだ3ヶ月だし」
YG「まぁ、確かにそうだけど、俺達と知り合ってから、長いだろ」
「うん…。テヒョンのことは好きだけど、付き合ってるだけでも周りに心配かけてるのに、その先はまだ全然考えられないよ」
本心は、テヒョンの事が好きになればなるほど、もっともっと輝いていて欲しいという思いが強くなり、足手まといになりたくないという気持ちが強いのだが…。
YG「ふーん。そうか」
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作者名：happiness | 作成日時：2022年10月9日 21時
