25 辛い過去 ページ25
ロー視点
前からAの故郷のこの島を調べていた
Aの過去については知っているつもりだ
Aとは約2年の付き合いだ
2年前アイツとこの島であった
2年前ー
たまたま近くの島によると古びた服を着て風呂も何日も入っていない女が男と歩いていた
｢おいアイツは何をされているんだ｣
近くを普通に通ろうとしていた男に聞く
｢あぁ.......あの子の名はAって言ってね元々はこの王国の姫だった、だが可哀想に家を燃
やされ両親も家と一緒に燃やされ他界した。家を燃やしたのはあの男さやな事にあの男はあの子の両
親.......父親の弟でねぇ兄は金持ち、国王なのを憎んだんだそれで家を燃やし本当はあの子も一緒
に"殺"すつもりだったらしいが、気が変わったらしい俺らも助けてぇがあの男は能力者だだから手を
だせねぇそれに勘も鋭い｣
｢っ.......！？｣
本当なら人助けはしねぇが両親を殺 されたという言葉を聞き昔の俺を思いだした
男の名はルーツと言うそう
Aをルーツの隙を奪いシャンブルズし船で移動し水の中に潜った
｢っ.......なんで私の事を.......助けたんですか？｣
｢.......ただの気まぐれだ｣
｢.......｣
｢あそこから出れたのに嬉しくねぇのか？｣
｢私.......呪いで2年後には死ぬんで.......それに私は 人 殺 し なんですっ｣
Aは泣きながら語った自分のせいで恋人が死 んだこと
｢.......そうか｣
まだアイツは恋人が死 んだことを自分のせいだと思っている
ちげぇのに
全てルーツのせいなのに
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作者名：七色 | 作成日時：2020年10月2日 22時
