花火 ■ hanabi ■ 【トラファルガー・ロー】 (ページ5)

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第5話ページ5

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え、これってどうしろってこと？

電話しろと？でも流石に今日昨日知り合って年齢も知らないし名前しか分からない人に電話かけるってどうなの？

家に帰り一花に電話をかけた今日は一花はシフトではなかったのでいなかった

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ.......

ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ.......

ー『もしもし』

｢もしもしAだけどさ━━━━━━━━━━━━━━━って事があってどうすればいいかな｣

ー『うーんでも危ない人かも』

｢確かに顔は怖かったけどいい人そうだったんだよね｣

ー『一応聞くけどその人の名前って聞いていい？』

｢うん.......名前はトラファルガー・ロー.......だったかな｣

ー『は！？』

急に一花はそう叫んだ

｢どっ、どうしたの？｣

ー『トラファルガー・ローって海賊よ！？懸賞金５億ベリーの手配書とか配られてるのに見てないの！？』

｢みっ、見てない.......｣

手配書たまに届いても見ずに私は捨ててしまう

ー『海賊だしかけない方がいいんじゃない？』

｢うん.......そうだねかけないことにするねじゃ相談ありがと｣

ー『うんじゃまたね』

ｶﾞﾁｬ

まあもう会うこともないよね

相手は海賊、私はごく普通の一般人、どう考えても危ない

そう思いながら貰った紙を細かく破き少し名残惜しいなんて思いながらゴミ箱に捨てた

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