花火 ■ hanabi ■ 【トラファルガー・ロー】 (ページ3)

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第3話ページ3

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｢店長おはようございます！！｣

そう言いながら私の働かせていただいている飲食店のドアを開ける

まだ開店前なので人はまだいなく店長しかいない

｢おはよーAちゃん昨日花火見に行ってきたんでしょ？どうだった？｣

｢すっごい綺麗でしたよ笑｣

｢俺も行きたかったなー｣

店長は人柄が良く沢山の人から好かれている

私は密かに憧れを抱いていた

それから少し時間が経ちだんだんと人入ってきた

｢今日もAちゃん可愛いねー！｣

｢そうですかね？いつも来ていただきありがとうございます笑｣

ここに来るお客様は皆優しい

夕方頃になると人はだんだんと減っていった

その時ドアがｶﾞﾁｬと開いた

｢あっ！！あの時のりんご飴の人！！｣

｢！！｣

｢Aちゃんの知り合い？だったら一緒に話してなよ皿洗いは俺がやっとくから｣

｢悪いですよ、それに知り合いって言うかなんというか.......｣

｢じゃぁお言葉に甘えさせて貰う。悪いな｣

りんご飴の人はそう言った

｢じゃっ、ごゆっくりー｣

片手をヒラヒラしながら皿洗いに行った

｢座れよ。｣

｢あ、はい｣

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