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結構飲んでからラーメン屋を後にした。


「岩田さん、そろそろ帰らないと奥さんに怪しまれるんじゃないですか?」


わざとらしくからかうように言ってみた。
時計をチラっと見てから

岩「そーだね。でも女の子を1人で帰らせるわけにはいかないじゃん」


岩田さんに女の子扱いされて嬉しくて舞い上がりそうな気持ちを押し殺して


「そ、そんな、本当に大丈夫ですよ!今日だって仕事手伝って頂いたんだし」


岩「なんかあってからじゃ遅いし俺が送りたいから黙って俺に送られろ!」

照れながらそう言った。


不覚にもキュンとしてしまった。


ラーメン屋から家までは結構近くて。
いや、そんなに近くではなかったけど岩田さんと話してるのが心地よくて楽しくて
道のりがやけに短く感じた。


岩「そう言えば、明日から来る西野さんの部署のチーフ、俺とそんなに歳変わんないみたいで長身でイケメンって噂だよ?しかも独身だし」


「そーなんですか??やったー!楽しみだな」


岩「いいよな、長身でイケメンで独身って」

今度は寂しそうな顔をしていた。

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設定タグ:岩田剛典 , 町田啓太   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:める | 作成日時:2017年3月27日 2時

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