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あたしは仕方なく非常階段で登ることにした。
ドンドン、ドンドン。
誰かが上から降りてきた。
ダンボールが大きすぎて顔が見えない。
岩 「ちょっと、女の子がこんなおっきいダンボール持ってけるわけないじゃん!!大丈夫?」
「は、、はい。大丈夫です?」
岩「貸してみ?」
「えっ?いや、そんな悪いですし。」
岩「悪くないから!はい。」
あたしから強引に荷物を受取った。
確か、、、えーっと、名前なんだっけ?
ダンボールを持ち上げ上の階に登る彼に
着いていきながら一生懸命この彼の名前を
思い出そうとしていた。
岩「西野さんだっけ?」
「えっ?なんであたしのこと知ってるんですか?」
岩「2ヵ月前に18階フロアに移動してきた時に見慣れない顔だったから西野さんの同じ部署の子に聞いたんだ。」
「そーなんですね。」
まずい。相手はあたしの名前知ってるのに
あたし分かんないよ汗。
岩「俺、西野さんの隣の部署のチーフの岩田です」
ダンボールを運び終えると彼から挨拶をしてきた。
なんか、ダンボール持ちながらだっから顔があんまり見えなかったけど
すっごい整った顔をしていて笑うと顔がクシャっとなって綺麗な二重。いわゆるイケメン。
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作者名:める | 作成日時:2017年3月27日 2時