ストーリー2 ページ2
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「・・・宮崎くん。ここの答えは3Xです」
「え、え。あ、俺」
シーンとなった教室に。
クラスのみんなの視線が集まる。
「隼人〜。お前なに言ってんだよ〜」
友達の笑い声に我を取り戻すと。
真っ赤になってただ叫んだ。
「ごめんなさい!」
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「お前まじ最高だったわ!」
「う、うるせぇ!恭介は黙ってろ!」
数学の授業が終わったとたん俺の回りに集まって冷やかしてくる。
「んまぁ、確かに。野崎センセかわいかったしなぁ」
「隼人、すげーじゃん。いきなり告白はやばい。俺でも出来ない」
「うっるせ!恭介も瑛もうるっせぇ!」
さっきのことを思い出すたびに恥ずかしくなる。
バカみたい。
いきなり好きって・・・。
気持ち悪すぎかよ。
「うわぁ。どうしよう。絶対嫌われた。」
机に突っ伏す俺の頭をでかい手がなでた。
「まぁそういうなよ隼人。さっきの隼人すげぇかわいかったよ?」
「んだよ瑛。お前はいつもそうやって女の子口説いてるわけ?あとかわいいって言うな!」
優しそうな顔をして、俺をなだめる。
てか。ほら。
こいつらって何回見ても・・・。
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作者名:夏みかん♪ | 作成日時:2017年10月7日 17時