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Aちゃんとの関係をより確実で確かなものにしたいと思い始めてどのくらい経ったのだろう。
毎日のメールと週末のデートを繰り返し、順調に付き合いは進んでるかのようだけど…
Aちゃんの反応が怖くて泊まりに誘う勇気もない…
相変わらずヘタレな俺。
「お兄ちゃん、最近毎週のように車取りに来るね？」
週末のデートはまず実家に車を取りに行き、Aちゃんを迎えに行く。
今だ実家暮らしの妹の目は何かを確信をしてるのに何かを窺うよう。
「別にいいだろ。暇だからドライブだよ。」
「へぇ…いきなりオシャレに目覚めて？なのにひとりで？寂しく？」
「そうだよ。文句あるかよ。」
「あ、さては片思いだ。」
面白そうに俺を揶揄う妹を相手にするのも面倒くさい。
とっととAちゃんに会って癒されよう、そうしよう。
「なぁんて言ってるけど実は彼女なんでしょ？」
「だからひとりだってば。」
妹や家族のオモチャになるのはごめんだと、妹の方を見る事もなく車のドアに手をかけた。
「へぇ…じゃぁなんで長い髪の毛が助手席に落ちてるんでしょうね。」
「はっ？！」
思わず妹の方をバッと向くと、妹はしてやったりの顔。
「私もお母さんも髪短いし？茶髪だし？なのに落ちてたのは黒に近い焦げ茶で長い『だぁー！もういいだろ！』」
遠慮無しに兄のプライバシーをあれこれ詮索をする
妹から逃げるべく車に乗った。
実家からAちゃんの部屋まで車で30分。
いつもその距離をすっ飛ばして会いたいという気持ちが先走る。
今日はどんな服で…
どんな髪型で…
どんな風に笑ってくれるんだろうって想像と妄想も先走る。
一緒にいる事も、Aちゃんの隣を当たり前に歩く事にも慣れたけど…
キスをする唇はまだちょっと震えてる。
そんな情けない俺を知られたくなくて、完璧なデートのプランを考え、話題にも事欠かないように時事ネタを予習。
あんな完璧でカッコいい男をずっと身近で見てきたAちゃんに飽きられないように幻滅されないように努力は惜しまない。
俺の車で聞くようになったアーティストの曲をAちゃんも気に入ってくれて車のBGMはずっとこれ。
Aちゃんの住むアパートに着く手前で、好きな女の子と夏祭りで初デートをする歌になり…
ホントによくわかるよ…この主人公の気持ち。
俺も初デートの時はまったく同じ気持ちだった。
好きすぎて…
どうやってその気持ちを伝えたらいいのかわからないんだよな…。
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キミ(プロフ) - 糖度マックス！！こんなに甘やかされてみたいものです！ (2019年9月18日 23時) (
レス) id: 744bc54dd4 (このIDを非表示/違反報告)
しょうくん(プロフ) - 朝から幸せでデレデレなお二人(//∇//)ありがとう。もっと甘々糖度上げてもいいですよ(^^)翔さんの幸せな日が続きますように。また更新楽しみに待ってます(^ ^) (2019年9月18日 8時) (レス) id: 490943dac7 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - おはよぉーございます。ウザい翔くん大歓迎！もっともっとウザくても良いかな(笑)続きが楽しみです♪ (2019年9月18日 7時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - あゆママさん» 私も久々にここまで甘いカップルを書きましたよ（笑)やっぱり私はこういうのを書いてる方が性に合ってます。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - Fu--chanさん» それはもうすっごい濃いエスプレッソを飲みたくなるくらいの甘さだと思いますよ（笑)幸せそうでなによりです。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2019年3月4日 19時
