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うどんを食べ終え、一通り片付けを済ませてAちゃんはピンクのふわもこな部屋着に着替えて、また俺をノックアウトさせる。
もう…本当にどんだけ…
君はどれだけの破壊力を隠し持ってるのかな…？
俺のHPはもう残り少ないよ。
Aちゃんはベッドに入り、俺はその下に座り込んだ。
「寝付くまでついてるからね。」
「翔くんは？一緒に寝ないの？」
「はっ？！！」
本日一番の大声が出た。
「だってもう夜は冷えるし…。」
「いや…それはそうだけど…。」
Aちゃんの部屋にいるってことの興奮でどうせ眠れないだろうしソファでごろ寝させてもらおうと思ってた。
熱のせいかちょっと潤んだ目でジッと俺の目を見つめてる。
ちょっ…
そんな捨てられた仔犬の目で見ないで？
でも今回ばかりは俺は負けないよ。
それをしたら俺はきっと…。
「着替えとか…ないし…。」
さすがにデニムのパンツは寝にくいし、洗濯もしてない服のままAちゃんのベッドには入りにくい。
「蒼汰の部屋着のスエットがあるよ。」
「弟くんのはサイズがきっと合わないよ。」
特に足の長さがね。
なんとか逃げようとしてるのに…
「ね…？しょおくん？寂しい…な？」
泣きそうな目で縋るように見られたら…
「っっ//」
負けた…
いとも簡単に負けた…。
いや無理でしょ？
この可愛いさに勝てる男がいたとしたら、そいつはきっとゲイだ。
そうに違いない。
「着替え…どこ…？」
クローゼットを指差してるから『開けるね？』って声を掛けて開けると青い籠の中にわかりやすく入ってて、着ていた服をその場で脱ぎ捨て素早くスエットを着た。
ベッドの横に立つ俺を嬉しそうに、でもどこか恥ずかしそうに見上げて布団を捲ってくれた。
「お邪魔します。」
遠慮がちにベッドに入ると、ふんわりとAちゃんの香りがし、更にAちゃんの熱で既に温かい布団に思わずため息が出た。
シングルベッドに大人二人が無理矢理入ってるから、当然の如く身体が密着するわけで…。
「狭いよね？ごめんね？」
「ううん。大丈夫。」
仰向けにしてた身体をAちゃんの方に横向きにすると、自分から誘ったのに恥ずかしそうにはにかんでるAちゃんがいて。
「あぁ〜もうダメ。だけど俺は悪くない。絶対！悪くないからね？」
「翔くん？…ぅんん？！」
瀕死の櫻井翔３０歳…
自分の彼女が可愛くて猛烈につらいっす。
それはもう…
彼女が病人なのにがっついてキスしちゃうくらい…。
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キミ(プロフ) - 糖度マックス！！こんなに甘やかされてみたいものです！ (2019年9月18日 23時) (
レス) id: 744bc54dd4 (このIDを非表示/違反報告)
しょうくん(プロフ) - 朝から幸せでデレデレなお二人(//∇//)ありがとう。もっと甘々糖度上げてもいいですよ(^^)翔さんの幸せな日が続きますように。また更新楽しみに待ってます(^ ^) (2019年9月18日 8時) (レス) id: 490943dac7 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - おはよぉーございます。ウザい翔くん大歓迎！もっともっとウザくても良いかな(笑)続きが楽しみです♪ (2019年9月18日 7時) (レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - あゆママさん» 私も久々にここまで甘いカップルを書きましたよ（笑)やっぱり私はこういうのを書いてる方が性に合ってます。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - Fu--chanさん» それはもうすっごい濃いエスプレッソを飲みたくなるくらいの甘さだと思いますよ（笑)幸せそうでなによりです。 (2019年9月18日 7時) (レス) id: b0600f2388 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2019年3月4日 19時
