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ｸﾞﾗｯ!
大きな揺れが起こり、私は目を開けた。
A｢んっ…な、なに？｣
エリザベス｢A様！よかった！｣
A｢何があったの？｣
バン｢団ちょが…｣
バンが、私が気絶している少しの間のことを話した。
A｢なんで、私たちはここにいるの？
メリオダスを助けないの？｣
バン｢バカか！俺らが表に出て、何秒立っていられる？団ちょの足を引っ張るのが、関の山だ。｣
キング｢バンの言う通りだよ。相手は今までの敵とは次元が違う。正直、現状で太刀打ちできるのは、メリオダス…団長しかない。｣
ハウザー｢しかも、この岩盤！逃げようにも壊せねぇ！｣
ハウザーの言葉に、誰か分からない奴が口を開いた。
ギルフロスト｢私に任せてくれないか？ここにいる者達を、安全な場所へと瞬間移動させる。｣
マトローナ｢冗談じゃない！私はここに残るぞ！｣
人間がそう言うと、ディアンヌがマトローナと言った巨人族は反発した。
A｢私はここに残る。
メリオダスを助ける。｣
バン｢だから、俺達じゃ…っ！師匠！こいつの闘級見てくれ！｣
ホーク｢あぁ…なっ！魔力50000、武力100、気力2000、闘級52100…！？｣
キング｢団長より…強い？｣
A｢人間界では、これが限界みたいね。
ねぇ、そこの人間。｣
私は、瞬間移動させると言った人間を見た。
A｢私がこの岩盤を壊す。
そしたら、すかさずみんなを安全な場所に移動させて。｣
ギル｢分かった。｣
ハウザー｢壊すって、どうやって…｣
私は、水筒の水を掌に乗せた。
A｢神器、蒼鞭アクアウィリウム。｣
掌の水から、私の神器が現れた。
キング｢あれは…Aの神器！｣
私は、勢いよく、鞭を岩盤にぶつけた。
ﾄﾞｰﾝｯ!
A｢今よ、早く。｣
私が言うと、みんなが消えた。
A｢メリオダス…｣
煙がおさまると、メリオダスは十戒2人とほぼ互角…いや、メリオダスの方が勝っていた。
メリオダス｢なら、その苦しみを終わらせてやる。｣
メリオダスが構えたその時、上から大きな魔力が降ってきた。
A｢っ！これは…｣
煙がおさまるとそこには…十戒がいた。
A｢っ！｣
メリオダスが十戒のゼルドリスと睨み合っている中、私はある人を見ていた。
ｶﾞﾝｯ!
大きな音で振り向くと、メリオダスが攻撃を受けていた。
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作者名：苺の花 | 作成日時：2018年2月18日 23時
