溺愛警報 9 ページ10
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永瀬 side
永「 は!? ジン帰ったん!? 嘘やろ!? 」
待っといてや!って念押しして言ってたはずなのに
ジン先に帰ったって酷いな。
MV撮影が終わって少し気分上がってたのに
一気に急降下や。
永「 はぁ…。 」
1人寂しくスタジオの廊下を歩き、外に出る。
季節は春やけど、夜はまだ肌寒い。
『 廉、遅い〜〜! 』
永「 …は? 」
『 ずっと待ってた。一緒帰ろ? 』
開いた口が塞がらないってこういう時に使うんかな。
驚きと嬉しさが混ざり合って上手く表現出来んけど
何やろ、Aが俺を待ってたってことが凄く嬉しい。
永「 A、ずっと待っとってくれたん?
アカンわホンマ好き。 」
Aを抱きしめて、頬にキスを落とす。
『 廉、寂しがり屋だからね〜。
今日、泊まっていっていい? 』
永「 ん。ええよ。
お風呂一緒に入ろな? 」
『 えぇ、恥ずかしい…。
一緒には寝るけど!お風呂なぁ…。 』
ジンが帰ってたことで萎えてたけど、
Aが待っててくれたことで気分は一気に最高潮。
つくづく単純やな俺。
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作者名:タカナシ | 作成日時:2019年3月5日 2時