溺愛警報 (ページ2)

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岸 side

『ぬァ～～、無理！』

岸「いや、なんつー声出してんだよ。」

『優太、俺達本当にデビューすんの？』

岸「ん。まぁ…。」

『大丈夫かなぁ…。

デビューなんて夢のまた夢だったけど、

いざこうやって現実になると不安だらけで。』

Aの言いたいことも分かる。

実際、俺とAそれに、廉はデビューに反対してた。

まだ早いからって。

デビュー出来るような状態じゃないからって。

でも結局は折れちゃったんだけど。

デビュー日が近づいてきてる今も不安は消えなくて。

かと言って、ジャニーさんに直談判してまでデビューを

勝ち取った挙句、デビュー曲を披露してるから

もう俺らに逃げ道なんて存在しないけどね。

岸「ここまで来たならもう戦うだけだよ。

Aには俺もいるし廉もいる。

大丈夫。頑張ろうぜ。」

『うん…。優太がめちゃくちゃイケメンに

見えてきた。』

岸「何だよそれ。(笑) 」