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幸い私は一般人の未成年。名前も何も公けになりはしない。
マズいのは勝利。写真はまんま載せられていた。私の顔だけモザイクで。
でもやましいことなんもないのにこんな騒ぎになるなんてやっぱ有名になりすぎちゃったんだな、
Sexy Zone。
なんて考えてたらケータイがなった。
「おっまえ! 何してくれちゃってんの?!」
思わず耳からスマホを遠ざけたほどデカい声。
「健兄…。」
「しかも相手が勝利とか何?笑かすなよ?てっきり風磨と撮られたもんだと思ったわ」
「どっちにしても。迷惑かけて…ごめん。」
「マジで。ヤバいぞ?風磨。」
−風磨?
「機嫌悪くてピリピリしまくりだから。」
それは。
マズいね。確かに。
「勝利とは?風磨、会ったの?」
「さぁ?勝利は自宅謹慎してるからな。」
「お前も気をつけろよ?だいたい勝利の相手がお前だって流出すんの時間の問題だから。」
急に怖くなった。どこの誰が私に悪意を持ってるかわかんないんだ。
「大丈夫だよ。私は。」
健兄には心配かけたくなくてそう言っては見たけど。何より風磨がどうしてるかすごく心配になった。
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作者名:たかふま | 作成日時:2018年2月15日 4時