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なんだかんだと騒がしく。
「けど、勝利とAちゃんが熱愛!とかウケるよねぇ〜っ」
聡がいきなり余計なことをまた…!
「ぜってーないのに、な、A」
風磨が笑いながらこっちを見る。
「ホントだよ。」少し声が震えたかも。
風磨は酔ってるから気づかない。勝利も
「Aがガキの頃からの腐れ縁なんて誰も知らないもんね、ここらへんの奴しか」
「こんな不良がオレのオンナって知られたらSexy Zone、終わるわ」
と言った風磨にみんなして爆笑。
「はぁっ?!別にお前のオンナなんてやめたっていーんだけどっ?」
私もお酒が入ってるせいか気が短い。
「よくゆーよ。Aはオレ以外のオトコはムリムリ。面倒みきれないから」
と肩を抱かれた。
けど勝利が見てる。とっさに
「ふざけんなっ。トイレ!」
と立ち上がってその場を離れた。呑んでもこの状況、厳しすぎ。
トイレから出てもなんだかその場には戻れず私は寝室のベッドにダイブした。
このまま酔ったフリして寝ちゃおう…
しばらくすると風磨が
「なんだよ。寝ちゃってんのかよ…。これだからガキは」
と言いながら私の髪をかきあげて頬にキスをした。
寝たふりは成功したみたい。
その後、私は本当に眠ってしまっていた。
でもキスをされて目がさめた。
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作者名:たかふま | 作成日時:2018年2月15日 4時