[文豪ストレイドッグス] 未完成の短編集

[江戸川乱歩]　監 禁という名の愛され方。{No.5}(激甘) ページ43

『お帰りなさいませ、ご主人様っ･･････』

「うん、いい子だね」

そう言って、僕はリビングにいる彼女にキスをした。

________首輪をした、Aに。

「あーあ、また傷ついてるじゃない」

僕はそんな事を言いながら、Aの首に触る。

其処には、擦り傷が沢山付いている。

「そんなに逃げたいの?」

『･･････自由は、自分で掴み取らなければなりませんので』

嗚呼、その眼。

熱が籠った、Aの眼。

ムカつくから、消し去ってやりたい。

僕はソファーの上から、床に這いつくばるAに深いキスを落とす。

『っあ、乱歩さんっ･･････!!』

「乱歩さん?僕はそんな呼び方、教育してない筈だよ?」

僕はそう言いながら、Aの首の傷痕を舐める。

染みるのか、顔をしかめるA。

『ご、主人様ぁっ･･････』

「もう、遅いよ?

はぁ、また教育し直さなくちゃ

このお馬鹿さんな犬に、ね」


＿＿＿＿Aは、僕の犬(モノ)だから。



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真逆の復帰第一発目がこれw
もう1つの方でも乱歩さん書いてんだけど･･････今日は乱歩day(^∀^)/

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