[太宰治] 妹の寝起きが可愛すぎて死ぬ、誰か助けてくれ。(アンケート結果1位 妹) ページ36
『んっ･･････』
その声と共にぎしっ、という音が上から聞こえる。
そして私は目覚めた。
此処は私と、其の妹、Aの部屋だ。
二段ベッドの上が私で、下がA。
自分のパジャマじゃ胸元がキツいAは、私の(親が買ってくるが、私は着ないような)服を着て寝る。
何か起きたくない。
私は布団に潜る。
はぁあ、もっと寝てられないかなぁ･･････
そんな眼鏡の誰かさんの様な事を考えていると、pipipi……と携帯が鳴る。
未だ7:00だというのに、一体誰が
【だぁぁぁああああざぁぁぁあああいぃぃぃいいい、貴様ぁ、仕事しろぉぉぉおおおお】
ﾌﾟﾁｯ、と携帯を切る。
序で(ついで)にマナーモードに設定。
恐いよ、国木田君。
今度、怒り過ぎると禿げるよ、とでも言っておこう。
『ん･･････あ、おはようお兄ちゃん』
どうやら、国木田君の大声でAを起こしてしまったようだ。
「御免、起こしちゃったね」
私は下から声を掛ける。
『ううん、大丈夫だよ』
Aは、よっ、と飛び降りながらそう言った。
何と言うか･･････そんなに色気を振り撒いて良いものなんだろうか。
「今日も可愛いね」
『馬鹿言わないで、お兄ちゃんがスッゴく前に連れてきた彼女の方が可愛かったよ?』
「嗚呼、あの子かい?
あの子とはもう別れたから」
Aは、今の私の職業を知らない。
あの戦場の中で、彼女等作れる筈がない。
それに、その子と付き合ったのはAに嫉妬させたかったからだから。
するとAが唐突に言ってきた。
『あっ、またお兄ちゃん川流れて来たでしょ?
もう、何でそんなことするの･･････?』
「そうしないと、生きてる心地がしないからね」
私は答える。
『もうっ、お兄ちゃんたら馬鹿なんだから･･････!!』
「でも、私の事、好きなんだろう?」
私はAの言葉を遮り言う。
『す、好きに決まってるでしょ･･････?』
照れてそう返すA。
きっと、1人の男として見て貰うまで、あと少し。
[夢野久作] 僕だって。→←[中原中也] 養子とか本当に無いです。(アンケート結果2位 義妹)
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大日如来 - メリーさん» あ、ありがとうございます･･････!!あと数える程しか空きが無いんですが、これからも頑張ります!! (2016年7月19日 0時) (
レス) id: 5b2b876263 (このIDを非表示/違反報告)
メリー(プロフ) - 谷崎君の「拝啓貴方へ」で泣きました←。この短編集大好きです！私も文ストの短編集書いてますが全然で…wこれからも頑張ってください！応援してます！ (2016年7月18日 21時) (レス) id: 2574d5e947 (このIDを非表示/違反報告)
大日如来 - (↓の続き)コメント返信だけなら可能ですので、そちらは是非!!宜しくお願い致します!! (2016年7月14日 20時) (レス) id: 5b2b876263 (このIDを非表示/違反報告)
大日如来 - すいません、簡単に済ませます!!えーと、3、4日此方の更新が出来ません!!理由としては、もう1つの方を進めると共に、コレの次が一応オリジナルを作成するつもりなのですが、それの準備等で忙しいのです……!!と言うわけで、お知らせでした!! (2016年7月14日 20時) (レス) id: 5b2b876263 (このIDを非表示/違反報告)
大日如来 - 爽健美茶@影片みかはランボさん» そうかえ、良かったのう……(何だよ“う”と“い”って……(汗)) (2016年7月9日 22時) (レス) id: 5b2b876263 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大日如来 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Tcahkuayoa/?w=1
作成日時：2016年6月22日 17時
