[文豪ストレイドッグス] 未完成の短編集

[太宰治]　監 禁という名の愛され方。(超甘) ページ14

かちゃ、と手を動かすと鳴る。

そんな日々も、もう3日経っている。

こんな真っ暗な部屋、どうして作ったんだろう。

私は、監 禁紛いの事をされている。

太宰さんの家で。


「ただいま、A･･････

いい子にしていたかい?」

どうやら我が主、太宰治さんが帰って来たようだ。

『･･････いい子にしてなきゃ手錠が外れてる筈でしょ』

私はそうキツく言うと、太宰さんは、

「それもそうだね」

と答えた。

彼は仕事から帰ってくると、真っ先に私を補給する。

今日は、太股を中心的に攻めるようだ。

左膝をベッドに座る太宰さんの右肩に掛けて、寝転がる。

今日の洋服はスカート。

随分用意がいいじゃん、太宰さん。

彼は、私の太股を舐めたくる。

『んっ･･････』

キツく足を閉じたいが、太宰さんという障害がある為、私は断念する。

嗚呼、なんと私は滑稽な格好をしているのだろう。

男相手に下着を見せ、しかも熱くさせるなんて。

「恥ずかしいかい、A?」

『恥ずかしくないって言ったら嘘になるけど、太宰さんだからかなぁ

そんなに酷い奴に思えないんだよね』

その言葉に、太宰さんはぴくっ、と体を動かして。

「･･････ふぅん、未だ君は私に慣れていないようだね･･････

知ってるかい、こういうのって慣れてる人の方が感じちゃうんだよ?

だから･･････君にはもっと教育が必要の様だ」

そして彼は、

「もう今日は我慢できないよ･･････?

君を滅茶苦茶にしてあげるから、

少し待っててね?」

そう言って、私の太股に跡をつけると、家を出ていった。

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〜禁とかにかかりませんよね･･････?恐いなぁ･･････。

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