與 さ ん と 彼 女 。

▽ 與さんに砂糖対応 ページ12

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Shinjiro side









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『真ちゃん』







スマホを見てたら 、Aに話しかけられた 。









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與「どうしたん？」





『ぎゅーってしてほしい』









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...え








與「え !?」





『え？』








Aは俺が驚いてる理由が全く分かってへんみたいで 、首を傾げた 。






俺が驚いてる理由は 、Aから甘える っていう珍しいことが起きたからやで









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與「いや 、Aがそんなこと言うなんて珍しいなぁと思って」





『たまには 、ね？』







與「まあ...そうやな 、じゃあ はいっ」









ｷﾞｭ-









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腕を広げると 、飛び込んできて




腕の中にすっぽり収まった 。









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與「今日は 、Aが甘えん坊の日やね」





『嫌だった？』







不安そうに俺を見た 。









與「welcome やで」





『良かった』








ほっとしたのか俺の胸に顔をうずめた





無理や 、かわいい 。









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與「なんで普段はあんなに塩対応なん？」





『そんなことないよ』







與「あるやろ !!」






自覚してないんや...









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與「砂糖対応極めて」





『分かった』








って 、ガッツポーズ









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與「極めたら 、俺がチューしたるわ」







そう言ったら 、無言になった




え 、俺 調子乗りすぎた !?









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『極めるまで 、キス出来ないんだ...』








與「いや 、そういう訳やないけど !!」






『ふふ 、知ってる』









ﾁｭｯ









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『たまには私から』







悲しいそうな顔はまさかの演技で 、焦ってた俺に不意打ちでキス









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與「不意打ちはあかんて...!!」






『なんで？』









與「照れるやろ」






『そうなの？』







俺 、あんまり不意打ちとかせえへんからね









與「そういうもんやで」






『そうなん...』









ﾁｭｯ









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與「仕返しや」









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でも 、









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『...確かに 、照れるね』








ほっぺたを紅く染めながら言うAに 、






俺は勝てへん 。








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( 糖分いっぱいとったら砂糖対応になれるんやない？ )
( それは絶対に違う )









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