夏の日6 ページ8
和也side
「着いたよ〜!!」
Aが俺たちを連れてきたのは小学校。
二「え…ここって…」
「そう、小学校。
3年前に、廃校になっちゃって…」
俺たちが一番長く一緒にいた場所。
俺たちのいた頃も、人数は少なくて。
加「なんか、寂しいなぁ。
だってさ、ずっと通ってた学校がさぁ…」
「ここ、改装されてねアパートみたいな感じ。」
「なか、入ろう？」
Aの案内で中に入る。
ニ「綺麗、だな。」
俺たちが通っていた学校とは思えない程綺麗。
普通に、アパート。
加「俺らが引っ越してきたら、遊びに来てくれる？」
………
二人で、会いたいんだろ？
分かってるよ。
「もちろんっ」
でも、Aは三人でって思ってる。
ニ「俺、海見てくるわ。」
……なんか、俺より積極的に行ける成亮が羨ましい。
昔からそう。
俺なんかよりずっと楽しそうにAと話す。
Aも、成亮と話している時の方が心なしか楽しそうで。
海は、いつでも綺麗で俺の心を慰めた。
ずっと、分かりたくないことがある。
・
・
・
・
Aは成亮のことが、好きなんだろ？
そんなの、ずっと分かってた。
分かりたくなかっただけだ。
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りりあ - とっても良くてキュンキュンしました！私もあなたと同じ受験生です！お互い頑張りましょう！受験頑張ってください！ (2018年10月20日 21時) (
レス) id: b61531f369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻増ちか | 作成日時：2016年7月25日 19時
