今日:1 hit、昨日:3 hit、合計:12,474 hit
小｜中｜大
夏の日12 ページ15
成亮side
和にぃの言ってることの、意味が分からない。
俺は、Aちゃんにフられた。
ただ、それだけじゃん。
もしも、和にぃの言ってることが本当ならAちゃんは何がしたいの？
加「俺には、わかんねぇよ…」
俺にはAちゃんしか愛せない。
逆にそれ以外を考えられない。
それ以上の人を見たことがない。
でも、フられたってことは別の人を探せってこと？
無理、だよ……
二「成亮、いつ引っ越せる？」
そんなの、いつでもいいよ…
加「和にぃの好きなようにすれば？」
頭の中がグチャグチャで和にぃにも強く当たってしまう。
和にぃが悪いわけじゃないのに。
ちゃんと、Aちゃんと話したい。
Aちゃんの、心が知りたい。
なにを考えて、誰を想って、どうしたいのか。
全部、知りたい。
加「和にぃ、ちょっと俺、Aちゃんに会ってくるから。」
少し肌寒そうな窓の外を見て薄手のシャツを手にとった。
家から出て、Aちゃんのいるところまで早く行きたくて走った。
加「はぁ……はぁ……」
俺にはAちゃんしか、いないから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 60人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りりあ - とっても良くてキュンキュンしました！私もあなたと同じ受験生です！お互い頑張りましょう！受験頑張ってください！ (2018年10月20日 21時) (
レス) id: b61531f369 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：櫻増ちか | 作成日時：2016年7月25日 19時
