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夏の日10 ページ13
和也side
二「そんなわけ、ねぇんだよ。」
Aがもし俺を好きなんなら成亮を悲しませたなんて、俺に言わないだろ。
二「A、成亮のこと、悲しませちゃったって言ってたんだよ。
すごい、悲しそうな顔で笑って。」
一瞬顔をあげたかと思うと、また携帯に視線を落とす。
加「だったら、あんなこと言わないでって言っといてよ。
連絡、取れるんでしょ？」
連絡は取れるけど、それは……
二「ごめんけどさ、そういうことの為に
連絡先教えてもらったんじゃないから。」
Aは、すごく辛そうな顔してて。
本当に、成亮のことが、好きなんだなって思った。
そりゃ、根はすごくいい人だし
こう見えてすごく一途で。分かってる。
俺は、一度だけAを忘れようと思って彼女を作った。
でもダメで、結局忘れられなかった。
それでも、成亮は誰とも付き合わなかったし
どんなかわいい子の告白にも振り向かなかった。
はっきり言って俺らはすごくモテる。
だから、相手なんてすぐに見つかる。
でも、Aじゃなきゃダメなんだよ。
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りりあ - とっても良くてキュンキュンしました！私もあなたと同じ受験生です！お互い頑張りましょう！受験頑張ってください！ (2018年10月20日 21時) (
レス) id: b61531f369 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻増ちか | 作成日時：2016年7月25日 19時
