No.14 ページ17
先輩は、私なんかよりずっと遠くを歩いている。
好きを伝えるには強く、見てもらえるようにならないと。
「先輩っ‼」
振り向いた先輩の顔は、また逆光で暗く見える。
増「どうした?」
遠くで車に反射した光が見える。
まぶしい。
「紗友莉先輩に好きな人いるんですか？」
増「…」
苦いものを食べたかのような顔。
違う。そんな顔を増田先輩にさせたかったんじゃない。
増「いる、と思う……」
やっぱり。
「報われない恋なんてやめたいです。
増田先輩は、違いますか？」
増田先輩は何とも言えない表情をしている。
増「そりゃね、報われないよりは報われたい。
でも、俺のこと好きになってくれる子なんていないでしょ？」
・
・
・
ここにいる。
「先輩、それなら私じゃダメですか?」
あぁ、言ってしまった。
ダメだって、分かってるのに。
・
・
・
・
増「Aは、後輩、だから。
Aも寂しいんなら俺みたいな男じゃなくて、
ちゃんと思ってくれる人探さなきゃ。」
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ちい(プロフ) - あいこさん» コメントありがとうございます!これからも頑張りますので、読んでくださいね〜。(^^) (2016年4月25日 6時) (
レス) id: 1a6e0562d4 (このIDを非表示/違反報告)
あいこ(プロフ) - すごくたのしみにしています！！ (2016年4月24日 23時) (レス) id: 3c788bbf3c (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - みゆみゆさん» コメントありがとうございます!進展、ないですね。笑でも、もう少ししたら…。 (2016年4月24日 16時) (レス) id: ce6e848482 (このIDを非表示/違反報告)
ちい(プロフ) - まみなべさん» コメントありがとうございます!まっす―の気持ちはまだあやふやなままです。。 (2016年4月24日 16時) (レス) id: ce6e848482 (このIDを非表示/違反報告)
みゆみゆ - この後の続きがきになるーなりー (2016年4月24日 12時) (レス) id: 46568ff4de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻増ちか | 作成日時：2016年4月18日 0時
